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LAST STORY ページ27

半年後



玄関を入ってすぐの壁一面に飾ってある写真






それは、ハワイの浜辺でキスしているところを
あっちゃんが写真に撮っていたものを、大きく引き伸ばして額に入れて飾ってあるもの。





ちょうど逆光になっていたから、いい感じで…





『おかえりなさい!』





『ただいま(笑)お利口さんにしてた?』





『うん!二人でお利口さんにしてたよ!』





『二人?誰か来てんの?』




キョトンとした広臣くん。
その顔を見てるとついつい笑ってしまう。




『なんだよ(笑) にぱぁーと笑って』




『おかえりなさい。パパ』




『うん。ただい……えっ?』






カチーンって固まった広臣くんに、また笑ってしまう。





『パパ?俺?マジで?』





うんうんって頷くと、やったー!って私を抱き上げて、くるくる回ってる。






『ヤバい!泣きそう!あっ!大丈夫?』





私をゆっくりおろしてお腹に手を当てている。




『今日ね、病院行ってきたの』






『ちょっとあっちでゆっくり聞くわ』






弾むようにリビングに向かう広臣くんの背中を見ながら幸せを噛みしめた。







そして、ゆっくり振り返って写真を見る。






この写真のように
いつまでも仲良くしよう。
いつまでも愛してる。









fin.

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設定タグ:EXILETRIBE , 三代目JSB , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:花梨 | 作成日時:2018年2月6日 9時

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