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あれから少ししてやって来た翔くん達も交えて大人8人でワイワイやってたの。




『翔、お前もそろそろ跡継ぐ準備しとけよ』



パパが翔くんにビールを注ぎながら言った。



『あー、跡継ぐのは結婚してからでいいって青柳の親父が言ってたけどな』




『亜弥ちゃん、こっちに来れるの?』




ママが聞くと、翔くんと亜弥さんは顔を見合せて笑ってる。



『まぁ順番的に兄貴からだろ(笑)』




翔くんの一言で、真依さんがまた固まった(笑)



『来年 籍入れる』



あっちゃんはそう言って涼しい顔してビール飲んでんだけど……




『あらー!そうなの?そんな大事な事もっと早く言いなさいよ!じゃあお祝いの乾杯しなきゃ!』



ってはしゃぎ出したママに皆苦笑い。

だってさっきから何回も意味のない乾杯してんだもん。



『じゃあさ、三組で合同で挙げちゃわない?』




は?
亜弥さん何言ってんの?



私達、プロポーズはおろか、付き合ってまだそんなに経ってないよ?




『ちょ、ちょっと亜弥さん!何言ってんの!』





ねぇ?って登坂くんを見上げたら、口角を上げて笑ってた。




『それいいわねぇ、一回で済むし……』



ママ、バカなんじゃないの?
イヤに決まってんでしょ!
結婚式までお纏めするのやめてくれない?





はぁーーって大きなため息ついてたら、登坂くんがケラケラ笑ってた。




『いいっすね!なんか楽しそうだし(笑)』





『『ヤダ!!』』




私と真依さんがハモった。





『えーーーー』




亜弥さん本気でがっかりしてるし、翔くんは亜弥さんなだめるのに必死だし……




『めんどくせぇから式は二人だけで挙げる』




あっちゃんの一言でママが泣き出した




情緒不安定かよ(笑)




結局、あっちゃんが折れて、親族だけでって事になった。




私は真依さんからプランを聞き出し、いつかする自分の結婚式に思いを馳せた。

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設定タグ:EXILETRIBE , 三代目JSB , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:花梨 | 作成日時:2018年2月6日 9時

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