100年先も愛してる 4 (ページ8)

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帰り際、健二郎先輩がこそっと

『岩ちゃん大丈夫か？ほんまに困ったら俺から言うたるからな！アイツ、先輩の言うことは絶対やから！いろいろあるんやろうけど……そのうち分かってくれると思うで？根はエエやつやから……』

って言ってくれた。

それを盗み聞きしてた広臣くんが

『健ちゃんが言わなくても俺がいるっつーの！』

って、そのまま二人でギャーギャーやってた(笑)

なんだかんだで仲良しの二人。
それを見て、里奈さんと二人で笑ったの。

週明けの月曜日、いつも通り出勤して、今市君のサポートして

『あ……岩田くん、その資料終わったら貸して？』

『…………はい』

今日は朝からこんな感じ。
まとわりつかれても困るけど、こういうのもやりづらい。

『あのさ、普通にしてよ』

『……俺だって頑張ってんだよ！』

キレられてちょっと泣きそうになった。

今市くんが私の肩にポンと手を置いて小さく頷いてくれた。

１日そんな感じで……
ため息ばかりついてた。

『時間が解決してくれるよ。きっと岩ちゃんも複雑なんだよ。フラれた相手が毎日目の前にいるんだから……』

帰る途中、広臣くんがそう言ってくれて、私、自分の事ばっかりだったなって反省したの。

だって、私だったら会社辞めちゃってると思うもん。