100年先も愛してる 4 (ページ15)

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当然だけど、こんなので許してもらえるわけなくて
散々弄ばれて頭はボーッとするし
もうぐったり。

なのに湯船に入ると大きな手が行ったり来たり。

今日はもう勘弁して欲しい。

そんな私の思いは届くはずもない。

ベッドに寝かされて、私に跨がる広臣くんは準備万端で色っぽい。

『好きだよ』

この言葉を合図にキスが降り注ぎ翻弄される。

『ひ…ろおみ…くんっ！』

『なに？』

『つけ…て』

『籍入ってんだし…いいじゃん』

『ドレス着たいもん』

広臣くんは、やれやれって顔してサイドテーブルから小箱を取り出した。

式を挙げるのはまだ先だと思うけど、真依さんと一緒にドレス見に行ったりしてるんだよ。

やっぱり憧れでしょ
真っ白なドレス着たいもん。

『あ……二個しかねぇ』

いやいや十分でしょ(汗)

二個しかないからか、広臣くんは一回を時間をかけて愛してくれた。

逞しい腕の中で微睡んでいる私を、広臣くんは愛しそうに撫でてくれる。

『なぁ……もっかいダメ？』

『んー、ダメ……』

『マジか……明日買ってこよ』

あ、明日も！？