100年先も愛してる 3 (ページ47)

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亜弥さんは年が明けるまでこっちにいるらしくて、仕事どうするんだろ？って余計な心配をしてる私。

クリスマスも、皆で過ごした方が楽しいって！って言う亜弥さんに圧されて私達兄弟と今市君カップルの４組でクリパ

私達、付き合ってはじめてのクリスマスなんですけど……

なんて言えなかった(苦笑)

『ごめんね。亜弥さん悪い人じゃないから』

何度も登坂くんに謝ったんだ。

『いんじゃね？楽しい人じゃん』

ほんとはいろいろ考えてくれてたのに怒んなくて
私にはもったいない。

全然いい雰囲気じゃなかったけど、帰り道でプレゼント渡したら、すごく喜んでくれて、私にはネックレスをつけてくれたの。

アクセサリーってベタだけど、これ絶対似合うと思ってって

細いゴールドのチェーンの先に天使がついてて、天使ちゃんが両手でパールを持ってるやつ。

可愛いすぎないかな？

Aの優しい雰囲気によく似合ってるって

そんな事耳元で言われたら恥ずかしくて、そのまま登坂くんの胸に顔を埋めた。

会社は相変わらずだけど、もう何言われても平気。
登坂くんの言う事だけ信じてようって思ってる。

岩田くんとはきちんとお話したの。
このまま年越すの気持ち悪くって

学生の頃の事はほんとに申し訳なかったって事
私は登坂くんが好きって事
この前岩田くんが言った時間の事も……
過ぎてしまった時間は取り戻せないけど、そのために私が償いで岩田くんと付き合うのは違うと思うし、その先がないからまた時間を無駄にしちゃうよって事

岩田くん、年末年始でゆっくり考えますって言ってた。

どうにか分かってもらえるといいなってそれだけ祈ってる。

仕事納めの帰り道、登坂くんにお休みの予定聞いたら本気で驚かれた。

『今年は実家に帰ってると思うから初詣行けないかも……帰ってからでいい？』

『え？……あぁ、うん』

なんか歯切れ悪いんだけど？