100年先も愛してる 3 (ページ29)

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月曜日、会社に行くと岩田くんが声をかけてきた。

『おはようございます。Aさん、大丈夫でした？』

分かってて聞いてるでしょ！

『うん。全然大丈夫』

『へぇー、今日の帰りご飯食べに行きません？』

『行かない』

『ん？いいの？』

余裕そうに笑ってる岩田くんをジロリと睨む。

『もう全部話したからいいの！』

なぁーんだ、つまんね

岩田くんは吐き捨てるように言うと自分のデスクに戻って行った。

何がつまんないのよ！

これでもう大丈夫って安心したんだよね。

デスクに戻ると岩田くんは今市君と楽しそうに話してたし。

さっき別人みたいに低い声だったけど、内緒話してたからかなって思ってた。

何日か経って、今日は登坂君は今市君と二人で飲みに行くんだって言ってた。

翔くんは忙しいみたいだし、あっちゃんは会議があるって言ってた。

だから一人で帰ったんだ。

ご飯作るのめんどくさいなぁーって、コンビニによって残り物のお弁当買って、ついでにアイスも買って…デザートコーナーにあったお値引きシールの貼られたケーキもそっと籠に入れた。

食べ過ぎかな？

たまにはいいよね

たまに…が多いけど

呑気だったなぁって思う