100年先も愛してる 3 (ページ26)

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それからベッドの中で少しおしゃべり。

『大丈夫？』

登坂君の大きな手が私の背中をゆっくり優しく上下する。

なんか変なの。
背中撫でられてるだけなのにすごく気持ちよくて
だから、登坂君の胸にそっとくっついた。

フフっと笑った登坂君がもう片方の腕を私の身体の下に滑り込ませてギュッと抱きしめてくれた。

『…んっ…！』

洩れちゃった声が恥ずかしくて、さっきよりくっついちゃう。

『どうだった？イヤじゃなかった？』

分かってて聞いてくる確信犯に、この後を委ねる。

『…イヤ…なわけないじゃん。なんかね、上手く言えないんだけど…』

『うん？』

登坂君の口角が上がった気がする。

『ずっと…シてたい…感じ…』

登坂君は少し驚いたみたいで、私から少し身体を離した。

あ…間違えちゃったかも

そう思ってたら、背中に回していた手をほどいて、私の顎を持って顔を上に上げられた。

登坂君は嬉しそうに笑ってた。

『明日も休みだし、ずっとこうやってようよ』

『うん』

頷いた私に登坂君がゆっくり近付いてくる。

目を閉じて、優しいキスを感じて

登坂君の手が私の身体を優しく優しく

さっきとは違う心地良さに

全てを登坂君に預けた。

『好きだよ…』

耳元で囁かれる度に、身体全体がゾクッとするの。

そして私たちはまた１つになった。