100年先も愛してる 3 (ページ25)

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『こっち来い！』

腰に当てていた手を引っ張られ、ソファーに座ってる登坂君にダイブ。

『うわっ！ごめんなさい。重いから…』

ジタバタ暴れる私をギュッとハグしてくれる。

『ヤキモチ妬かせるなんて上等！』

頭の上から聞こえてくる言葉にそっと上目遣いで様子を伺った。

『んで、この体勢でその目するのも上等！』

あなたの胸に顔がついたんだから、こうなるでしょ？
これで正面から見ようと思ったら、オットセイみたいになるじゃんか。

ちょっと口を尖らせて頬っぺたを膨らませると、フッと笑った登坂君が近づいてきた。

『これは…催促かな？』

違うけど、キスして欲しいからゆっくり目を閉じた。
頬っぺた膨らませたまま…

『可愛い…』

そんな言葉が聞こえてきてすぐ、唇に温かくて柔らかい感触。

もっと

少し開けた口にスッと入ってくる舌
一生懸命応えてると、いつも頭がボーッとしてくるの。
それでもやめれなくて、もっとって思っちゃう。

『ベッド…行こうか』

ほんの少し唇が離れた隙に登坂君の熱っぽい視線が私を捉える。

コクンと頷くと、お姫様抱っこでベッドまで運んでくれて、ゆっくり優しく横たえてくれた。

『無理…しなくていいから』

私の髪を撫でながら、触れるだけのキスをくれる。

『…大丈夫…』

登坂君の首に腕を回して…
自分の唇を押し当てた。

ちょっと驚いた登坂君は、クッと口角をあげて笑うと、優しく私の身体のラインをなぞった。

『痛い？大丈夫？』

『痛いけどっ！大丈夫…』

ゆっくりゆっくり登坂君が挿ってきて…

『いったーい！！』

そこからは何がなんだかわからないうちに気がつけば登坂君に抱きしめられていた。

『…もう…可愛いすぎ…』

お腹に少しの違和感と、１つになれた幸せと、なんとなく気持ち良かったような…

じっと私を見つめる登坂君が目の前にいて、恥ずかしくてその胸に顔を埋めた。

『ありがとな。頑張ってくれて…』

そういうの言わなくていいよ
余計に恥ずかしくなるじゃん。