100年先も愛してる 3 (ページ21)

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結局、今日は何も決めれなくて、あっちゃん待ちをする真依さんに付き合ってお茶することにした。

『ね、ね、登坂君ってどうなの？優しい？』

ケーキセットをオーダーして、揃うまでに恋バナ。

『はい。すごーく優しいですよ！でもね、あっちゃんより過保護かも(苦笑)』

『あー、なんか聞いたことある(笑)護衛みたいにずっと一緒にいるんでしょ？』

はい。って頷いて、あの事を真依さんに相談してみようと思った。

『あ、あのね、その……えっと……』

『もう(笑)なぁに？』

『ほら！あの、だから……ベッドでね、寝る時ね、眠る事は出来るんだけど……その……』

途中まで言って真依さんをチラッと上目遣いで見ると、その先にがわかってるみたいに小さく頷いてた。

『それってどこで？どっちかの家？それともホテル？』

『あ、あの、登坂君の……』

『そっかー』

真依さんは、腕組みをしてしばらく考えていた。

『Aちゃんさ、意識しすぎなんだと思うよ？きっと登坂君の家に行くだけで緊張してると思うし……Aちゃんの家に誘ってみたら？自分の家なら登坂君ん家より緊張しないと思うし……』

そんなもんなんですか？

じゃあ、今度誘ってみよっかな？

でもなんて言えばいいの？

私の家でチャレンジしてみませんか？

とか？

ムリムリ！
ぜーったいムリ！

『そんなのお家でご飯食べて、後の流れは登坂君に任せればいいじゃない(笑)』

『えっ？洩れてました？声…』

『ううん。でもAちゃんの考えてる事ってすぐ分かる(笑)なんでだろうね？可愛い』

真依さん
全然嬉しくないです(泣)