100年先も愛してる (ページ37)

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Omi

Aちゃんがいきなり早食いしだして、呆気にとられてるうちに部屋を出ていった。
それと入れ違いに帰って来た翔さんが、Aちゃんが座っていた席に座った。

『さっきのあっちゃんっすよね？』

『あっちゃん？あっちゃんって…あのあっちゃん？』

前で目を見開いてる隆二はとりあえず無視の方向で…

『なんだお前アイツ知ってんの？』

翔さんは相変わらず読めない表情でニヤニヤしてた。

前でワーワー言ってる隆二と瑞希に睨みをきかせてから翔さん向き合った。

『一度会った事があるんすよ。Aちゃんのマンションの前で』

『あー！あれお前かよー、俺がこっちに呼ばれたのぜってぇお前のせいじゃんかよー』

いやいや翔さん、俺のせいってどういうことっすか？(苦笑)

『Aがうちから内定もらってすぐ連絡あってさ、なんか同期でムダにイケメンなヤツがいて、Aの周りウロチョロしてっからお前帰ってこいっ！てさ』

『あ…』

『あんな兄貴いるけど…お前大丈夫？(笑)』

兄貴？

『あの、身内もドン引きの過保護なお兄さんって…』

『そ♪それがアイツ、佐藤家長男の佐藤篤志。(株)LDHの事業部長』

『『えぇーーーーっ！』』

俺も驚いたけど、それよりも前の二人の方がうるさかった(笑)