剣士が気になる天体学者__【ONEPIECE】 (ページ19)

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SCENE_19 ページ19

ﾍﾞｰｽ「また変な奴増えやがって…！とっととルーナをやって来させろ！！！」

ﾙﾌｨ「…ちょっとお前、黙れ。」

ﾍﾞｰｽ「そんなもん、お前に言われる資格はねェ！！カウンターウォール！！」

街の壁の石垣が武装色の覇気を纏ってルフィへと飛んで行く。でも、ルフィは抵抗しなかった。

ﾁｮｯﾊﾟｰ「る、ルフィ！？おま、お前…大丈夫かっ！？」

ﾙﾌｨ「大丈夫だ、チョッパー。これくらいの石なんか。それより、俺は…”仲間”を貶す奴は嫌いだ！」

ルフィのこの言葉が街中に響き渡る。

私達を思ってくれるウチの船長、やっぱりいいわね。

『ふふ、そうね。私も、ウチの一味にはおかしな人勢揃いかも知れないけど、信頼出来る“仲間”に口出しするなら、ちょっとお仕置しようかしら。』

ｳｿｯﾌﾟ「そ、そうだぞデッケェ奴！俺達にとっちゃお前なんかすぐなんだかんな！！」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「俺もだぞっ！！」

ﾍﾞｰｽ「へっ、ほざきやがって。何度も言ってるが、俺はお前らとやり合うつもりは更々ねぇ。ルーナさえちゃんと帰ってくりゃあな。」

ｼﾞﾝﾍﾞｴ「どれだけ愛が重いんじゃろうか…」

ｻﾝｼﾞ「ルーナちゃんの雰囲気から察するに、絶対アイツには好意を抱いてないだろうな。」

ﾛﾋﾞﾝ「私も同感よ。」

ｶﾂﾝ…ｶﾂﾝ…

少しの沈黙の間に、尖る靴音が私達に聴こえた。その靴音は、徐々に私達の元へと近づいてくる。すると同時に、ベースの目もハートになり、ベースは元の体へと戻った。