SCENE_17 ページ17
ナミside
サンジ君達を待っている頃、またあの男の声がした。
ベース「ルーナァ”〜!お前がここへ出てくれば全て解決するんだぞォ!さっさと出て来やがれェ!」
『ほんっとうるさいわね…ルーナが逃げる訳も分かるわ。』
ロビン「そうね…。地面から出てきた人達、助けを求める目をしてた。…洗脳っていうのは本当のようね。」
『あっ、電伝虫でジンベエ達に伝えなくちゃ。』
ペレペレペレ…
ガチャッ
ジンベエ「何じゃナミ。ルーナは見つかったのか?」
『見つかったわ…でも、ちょっと厄介でね…とにかく、街に向かって欲しいの!』
ジンベエ「分かった…!すぐに向かう…!」
ガチャッ
これで応援が来るはず…
そういえば、ゾロはまだ来ないのかしら。確かさっき“一旦寝かせたらすぐ戻る”って言ってたわよね…サンジ君と変な喧嘩でもしてないといいけど。でも、ルーナにも少し協力してもらわないと、この状況は変わらなさそうね…
ペレペレペレ…
ガチャッ
『あっ、ゾロ!ちょっと面倒な事になってきたわ…ルーナに変わって頂戴!』
ルーナが応答するには、少しの間があった。
ゾロ「…はいよ。」
ルーナ「私は……どんな協力をすればいいの?」
『っ…ルーナ…貴方にお願いがあるの。ベースって奴に、1度だけ捕まって欲しいの。』
ルーナ「…どういう魂胆なのかしら…?」
ウソップ「ちょっ、ナミ!その願いはいくら何でも“追われてる身”にとっては酷なんじゃ…!?」
『酷い事言ってるのは分かってる。でも、貴方の力を貸してほしいの、ルーナ。最後まで、“作戦”を聞いてくれるかしら?』
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作者名:HACHI_ | 作成日時:2022年7月28日 15時