SCENE_16 ページ16
ナミside
【時は少し戻り、Aをゾロが運んですぐの話】
『…さて、ルーナは運んでもらったし、ルーナを追ってる張本人を探しに行きますか〜！』
ﾛﾋﾞﾝ「…ちょっと待って。ここの人達に、下手な手出しは出来ないわ。」
『え、どうして？あ、ルーナから何か聞いてたり…？』
ﾛﾋﾞﾝ「えぇ。聞いた話によれば、この街の住人全てが洗脳されて、戦わされてるって…」
ｳｿｯﾌﾟ「な、何だと！？そ、それは能力って事だよな…！？」
ﾛﾋﾞﾝ「えぇ、そのようよ。マチマチの実っていうらしいわ。」
洗脳…って事は子供まで…？何て残酷な…
ﾛﾋﾞﾝ「だから、慎重に行きましょ。」
ｳｿｯﾌﾟ/ﾙﾌｨ『おう！/えぇ！』
ﾊﾞﾝｯ
どこからか銃声が聞こえた。すると、ゆったりと歩いてくる大きな男が現れた。
?「お前達だなァ？俺のルーナを誘拐した奴はァ！！」
『え、何誘拐…！？私達そんなの知らないわよ！？』
?「とぼけるなァ！！俺のルーナを返せェェ！！」
この発言に、皆理解が追いつかなかったようで、少しの間沈黙が続いた。
ﾙﾌｨ「何でだ？そんなの、ルーナが決める事だろ。」
?「うぎぃいい！！ルーナは俺のものなんだよ！！このベース様のなァ！」
『うるっさいわねぇ…(ﾎﾞｿｯ…』
ﾍﾞｰｽ「な、何だテメェ！文句でもあるって言うのか！！」
『文句ならたっくさんあるわよ！まず、アンタにルーナの人生を決めないで！それから、この街の人達を洗脳するのはやめて！解放しなさいよ！いくら何でも、子供まで戦わせたら可哀想だって…分からないの？』
ﾍﾞｰｽ「うるっせェんだよ！！ごちゃごちゃ言いやがって！！もういい、テメェら全部ぶっ飛ばしてやらァ！！地面守備！ガード体制！！」
すると、ベースと名乗る男は、自身の腕に街頭や胴に石垣や金網等をまとい、街の人々を地下から出してきた。
ｳｿｯﾌﾟ「うおっ！？な、何だァ！？この人達！もしや人質とでも言うのか！？」
ﾍﾞｰｽ「大当たりだよ兄ちゃん！コイツらは、俺を守る肉の壁なのさ！！」
コイツ、ほんっとに何考えてんのよ…
『下手に攻撃させない気なのね……一旦引いて、皆と合流するわよ！ミラージュテンポ！』
私達は、姿をくらました後、路地裏へと逃げ込んだ。
┈┈┈┈┈┈
ONEPIECE FILM RED 今日見て参りました。
とっても感動的で、キャラも話も大好きです…！
時間に余裕があるならばまた見たいっす…泣
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作者名：HACHI_ | 作成日時：2022年7月28日 15時
