剣士が気になる天体学者__【ONEPIECE】 (ページ13)

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SCENE_13 ページ13

ベースも能力者だ。アイツは“マチマチの実”の能力者。
アイツが能力を使えば、この街の皆が私の敵に回る。
だから、そうなる前に、逃げなくちゃ___

『っ…！もう、遅かったのね…』

ゾロside

……迷った。にしてもアイツ、どこ行ったんだか。
雨降ってきたしな…ま、とりあえず海の方でも行くか。

『お、いたいた。おーい、ウソップ〜』

ｳｿｯﾌﾟ「うおっ！お前どこ行ってたんだよ〜！！」

『人探し。…そしたら迷った。』

ｳｿｯﾌﾟ「そんで？見つけたのか？」

『いや、全くだ。』

ｳｿｯﾌﾟ「何だよっ！聞いて損した気分！！50分探してお前だけなのはなァ…おいっ！ナミー！ゾロいたぞ〜」

すると、ナミがいかにも怒っているような顔をして寄ってきた。

ﾅﾐ「で？ルーナは見つかった？」

ｳｿｯﾌﾟ「見つかんなかったってよ。」

ﾅﾐ「あっそう……はぁ……雨降り出して20分も経ってるのに…風邪ひかないでね……ルーナ。」

その頃ウソップは、電伝虫で連絡をしていた。

ｳｿｯﾌﾟ「こちら海辺班！ゾロは見つかったが、ルーナって人は見つかりません！」

ﾌﾞﾙｯｸ「分かりました！って、あっ、ちょっ、サンジさん！」

ｻﾝｼﾞ「おいクソまりも！ルーナちゃんに変な事したんじゃ無いよな！？したら蹴り飛ばすぞ！！」

『何もしてねェわ！！勝手に消えたんだよ！』

ｳｿｯﾌﾟ「ま、まぁまぁ…！まだあと10分あるんだ！見つかるだろ！」

ｻﾝｼﾞ「それだと良いんだけどな。見つかんなかったら、とりあえず街中に集合しよう。その方が分かりいいだろ。じゃ、切るぞ。」
ｶﾞﾁｬ

ナミにその事を伝えると、すぐにでも街へ向かおうと言って歩き出した。

これから雨がどんどん強くなる、とか言いながら。