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Aside
家に帰ってから、なんとなく天馬君にメッセージを送ってみる。
『“唐突ですが、手話講座しまーす。”』
1分後、既読。速いな…。
司「“おっ！！有難い！！お願いします！”」
というメッセージと共に、ちょっと可愛らしいスタンプが送られてくる。なんか可愛い。
2〜3分後、自撮りの動画を天馬君に送る。顔は写してないとはいえ、ちょっと恥ずかしい。
それに、天馬君は、すぐ読んでくれるから嬉しい。
司「“おぉ…。ちなみに、今回のはどんな手話なんだ？”」
『“私は、未来のスターです。ってやってみた。だってほら、いつも自己紹介だと、俺は未来のスターだ！とか言ってるでしょ？”』
司「“そうか…！ありがとう！すぐ覚えて、使わせてもらう！”」
『“うん。頑張って下さいね。”』
さて、夜遅くなってきちゃったし、もう寝るか。
【次の日の学校】
学校は…正直そんなに好きではない。
目が疲れるし、何より、皆に迷惑をかけているんじゃないかと自分を責めてしまうから。
特に、休み時間になると、4月だからか、私の事を知らない人達が寄ってくることが多い。
女子A｢ねね、佐倉さーん？何読んでんの？｣
『……』
この時、私は本を読んでいたので、気づけなかった。
女子B｢やめなって〜。ダル絡みだって思われてるかもよ〜？｣
『……』
女子A｢そっかぁー……ん？何これ…ワイヤレス？｣
この時、私はもう少し周りを見てれば良かったと後悔した。クラスの女子に、補聴器を1つ取られてしまった。
『…っ！？』
女子B「え。ちょ、なにしてんの？先生に、バレたらやばいってw」
『…っ…。』
私は、取り返そうとするけど、ひらひらと動く手を追うので精一杯。
??「それは、ワイヤレスイヤホンでも、お前達のおもちゃでもねぇよ。ばーか。…はい、佐倉さん。」
颯爽と取り返してくれたのは、同じクラスの、左隣の…えっと…名前は…
??「“白浜 朔(しらはま さく)。お気軽に、白浜でいいです。”」
『…っ…“助けてくれて、ありがとうございます。それ、1つ5万円するので、修理となると結構な価格になります。”』
白浜｢へぇ〜ぇ。…だってよ。もう手出すなよ。｣
女子A｢くっ…行こう。｣
白浜君…か。ちょっとだけ、興味あるかも。
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HACHI_(プロフ) - 色鉛筆さん» 感想ありがとうございます！設定丸被りの方がいらっしゃったとは……！！こちらもびっくりです…笑 実は私、中学生です…笑 マイペース更新ではあるかも知れませんが、頑張るます！！ (2022年6月16日 7時) (
レス) id: 614a35877d (このIDを非表示/違反報告)
色鉛筆 - 見てます！実はこの夢主の設定とすごいかぶってるんですよねｗ設定みたときびっくりしました。それと面白いです！ほんとに小学生...！？続き待ってます！ (2022年6月16日 4時) (レス) @page7 id: 8195bb42d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HACHI_ | 作成日時：2022年5月4日 8時
