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91話 ページ43

仗「┄"クレイジー・ダイヤモンド"ッ!!」


急いでスタンドを出現させ、Aの体をしっかりと受け止める



康「Aさんッ!!」



康一がすぐ様駆け寄り、彼の様子を見る



音「…どうやって抜け出した(・・・・・・・・・・)?

アンタはスタンドも使えないように、その手(・・・)を封じたはずだッ!?」



音石は急に訪れた"不利な状況"に汗を流しつつ、声を荒らげて問いただす



Aの今の姿を見る

両手に施した弦はそのままだし

他の者に受け止めて貰わないといけない程の、身体の痺れがまだ残っている様だ



唯一、変わったところといえば…



『んー…君のおかげで

"気に入っていたスニーカー"を断捨離する羽目になったよ…有難う、な』



┄そう、不格好な事に

彼の両足(・・)を彩っていた"赤いスニーカー"は、片方のみ脱げた状態であった



康「そっか、両手の指は使えなくても…


両足の指(・・・・)は、縛られてない!!」


『正解だよ、広瀬少年』


笑って声をだせば
足の指で空気中に描いた"紙の縄"が、時間切れの為次第に薄れて完全に消えた



仗「Aさ┄」
『東方少年…度々済まないな

┄今からの戦況は、完全にこっち有利だ(・・・・・・・・・)



受け止めて貰った事に対してお礼を言い、ゆっくりと立ち上がりながら"クレイジー・D"の腕を撫でる




『広瀬少年、周りの状況…よく見て

┄東方少年の発想程、君にとって分かりやすいものは…無いんじゃないかい?』



康一の耳元で、"仗助の狙い"を理解出来るように小声で囁く



既に地面のアスファルトは、仗助のおかげで
"原材料別の所迄直され、グニャグニャになっているコールタール"へと姿を変えていた



それを見て、康一はハッとする



┄その間に、仗助と音石が改めて向かい合った









"仗助の左後ろの排水溝から、コールタールの油膜が膨らむ程度の電気が近づく"









康「"油膜が膨らんだッ!!"

左後ろだーッ!!」



その瞬間、クレイジー・Dが声を上げてラッシュを繰り出す



チリ・ペッパーと、本体の音石から血が流れる




康「やったッ!!大当たりィッ!!」



歓喜の声を上げ、思わずガッツポーズをとる康一



仗「大当たり?

そいつはグレートだぜッ!!
景品貰えっかよォ〜…もっとぶちのめせばよォ〜ッ!!」







『あぁ、今のは摩擦で火がつきそうな物だったな



自らの電気で、その身を焼かれそうだな?

┄音石、少年』

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A藍(プロフ) - なしばさん» コメント有難う御座います、ヒェッ…前作から読んで下さってた方ですか…!!これからも、夢主君には沢山甘やかしたり甘やかされたり…兎に角、甘やかしたいので(←)もっと更新頑張ります!!^^* (2021年6月25日 19時) (レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
なしば(プロフ) - 前作から読んでいるのですが、続編とっても嬉しいです!! 前作で百面相の正体が分かり、これからどうなっていくのか気になります……! 恥ずかしがる空見くんも本当に好きです。これからも応援してます! (2021年6月25日 17時) (レス) id: 485594ded7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:A藍 | 作成日時:2021年6月24日 15時

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