88話 ページ40
承｢今…チリ･ペッパーの本体は…この港の何処かに隠れている
間違いない…この港の何処かから､俺達がボートに乗って海に出るのを見ている
┄そしてやつは俺達が海に出た途端､ジジイの船に向かってすかさず"何か"を飛ばすだろう!!｣
承太郎の言葉を聞いて､Aはハッとした顔で口を開いた
『飛ばす…例としてあげるとすれば､
"バッテリーが付いていて､このボートよりも早く移動出来る"もの…
同じ海を渡るよりかは､無駄な戦闘を避ける為に"空を飛んでいけるラジコン"…この辺りが妥当でしょうか?』
それを聞いた承太郎は､頷きつつAの発言に補足をする
承｢その通りだ
今頃､チリ･ペッパーは町の模型屋から"ラジコン"を盗んでるってとこかな｣
彼の推察力に驚きつつ､学生の3人は思わず納得した表情を浮かべる
承｢だから仗助…
おめーは何かが飛んだら､この港で"本体"を探さなくてはならねぇ!!
康一の"エコーズ"は射程距離50m…
そしてAくんは､対スタンド戦に長けている…何かあったら､2人とも力になれるだろう
┄もし､
"自分の父親"は､おめーが陸地で守らなくてはいけないんだからなｯ!!｣
緊迫とした空気が流れる
仗｢…あぁ､1秒を競いそうな事態だっつー事がよーく分かってきたよ…｣
┄┄┄┄┄
億泰と承太郎のボートを見送り､残った3人は港に置いてあるコンテナの山を見る
仗｢やつが…｣
康｢と､飛ぶか…｣
『……』
?｢┄くそぉ〜承太郎か…
この俺の"本体"を探す為に､
しかも､"ラジコン"を見抜かれているｯ!!｣
視線を､
?｢ラジコンを飛ばす作戦が､完璧に読まれてやがる!!
そのもの…ズバリ当たってるじゃあねーかよ…｣
聞き慣れた電気の激しい音が鳴る
そして､排水溝から光が姿を現した
仗｢┄"レッド･ホット･チリ･ペッパー"!!｣
そこには
それなりに大きさのある､飛行機型のラジコンを手にした
"レッドホットチリペッパー"が此方を見つめていた
レ｢┄YEAHｯ!!｣
空中で体勢を整え､音を立てて地面へと足を付ける
?｢空条承太郎､頭の切れる男だ…
やっぱりあの男には見つかりたくないぜ…
最強の"スタープラチナ"はもとより､判断力が凄すぎんだよアイツはよォ〜ｯ!!｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
A藍(プロフ) - なしばさん» コメント有難う御座います､ﾋｪｯ…前作から読んで下さってた方ですか…!!これからも､夢主君には沢山甘やかしたり甘やかされたり…兎に角､甘やかしたいので(←)もっと更新頑張ります!!^^* (2021年6月25日 19時) (
レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
なしば(プロフ) - 前作から読んでいるのですが、続編とっても嬉しいです！！ 前作で百面相の正体が分かり、これからどうなっていくのか気になります……！ 恥ずかしがる空見くんも本当に好きです。これからも応援してます！ (2021年6月25日 17時) (レス) id: 485594ded7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：A藍 | 作成日時：2021年6月24日 15時
