62話 ページ14
┄バキィッ!!
床に直置きしてあるTVの後ろの壁に、血が飛び散る
┄クレイジー・ダイヤモンドが、レッド・ホット・チリ・ペッパーを"殴りつけた"のである
殴られた衝撃に動揺しつつ、相手は血を流す
仗「┄寝言言ってんじゃあねーぞ!!コラァーッ!!」
その直後、クレイジー・Dがチリ・ペッパーを物凄い速さで"タコ殴りにする"
レ「おれが思っていたより…こんなに早いとは!!」
拳をくらいつつ、チリ・ペッパーは己の推測力を甘く見すぎたと後悔する
仗「寝言言いてえんなら…
┄寝かしつけてやるぜーッ!!」
そう言うと、クレイジー・Dは勢い良く左ストレートを相手にブチかます
仗「あのなぁー、承太郎さんのはこんなもんじゃねーぞッ!!"スタープラチナ"はよぉ〜ッ!!」
┄"空条承太郎は、卓越しているぞ"
日が昇ってる内に聞いた彼の言葉が、仗助の言葉と重なって聞こえる
レ「(……
┄"反省した"、ちとイイ気になり過ぎてコイツを見くびっていたよ)」
殴られた頬に手を当て、考えを改める
クレD「どらぁーッ!!」
追い打ちをかけるように、ラッシュを繰り出す
┄然し、クレイジー・ダイヤモンドの拳は大きく"空を切った"
そこからは展開が早く
驚いた一瞬の隙に、クレイジー・Dの腹に相手の拳が命中する
呻き声をだして吐血しつつ
仗助はゲームの線を足にひっかけながら、"物がある方へぶっ飛ばされる"
その際に物が壊れた音が鳴り、母親が"何事か"と此方に向かってくる音がする
仗助は体に鞭をうち起き上がりつつも、今の出来事を冷静に分析する
仗「こ…こいつ!!
今のジェットエンジンが噴射するかのような…"スタンドパワー"は…
こ、こいつ…ひ、ひょっとすると"承太郎さんよりも"…」
口の端から血を流して呟く
レ「お前もな、仗助…
おまえの"クレイジー・ダイヤモンド"…
ビックリしたぞ…
成長しているのは、オレだけではなかった…
┄もう少し待とう
…もう少し我が"レッド・ホッド・チリ・ペッパー"が力をつけないと、承太郎は倒せない…か!!」
それだけ口にすると、コンセントに手を翳して電流に乗って逃亡する
仗助は其れを眺めつつ、スタンドを使い散乱した物を"元に戻す"
朋「何の騒ぎって聞いてんのよッ!!」
仗「何でもねーったらよーッ!!
(コンセント、電気の通る所なら…
┄恐るべきパワーを持ちながら、しかも"遠隔操作が出来るスタンド")」
口端の血が、固まってきた
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A藍(プロフ) - なしばさん» コメント有難う御座います、ヒェッ…前作から読んで下さってた方ですか…!!これからも、夢主君には沢山甘やかしたり甘やかされたり…兎に角、甘やかしたいので(←)もっと更新頑張ります!!^^* (2021年6月25日 19時) (レス) id: e84df0134f (このIDを非表示/違反報告)
なしば(プロフ) - 前作から読んでいるのですが、続編とっても嬉しいです!! 前作で百面相の正体が分かり、これからどうなっていくのか気になります……! 恥ずかしがる空見くんも本当に好きです。これからも応援してます! (2021年6月25日 17時) (レス) id: 485594ded7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:A藍 | 作成日時:2021年6月24日 15時