三本ラインの彼と私。 (ページ13)

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それからの私達ページ13

謎の取引を交わした私たちは、それから学校からは帰り道まで、いつも一緒にいます。

きっちり俺の隣を歩けだの、髪型は常にシンメトリーにしろだの、色々注文が多いんだけど、入学したての私にとって、キッド君は最高の話し相手だった。

そして、キッド君の隣は私の特等席！なんか特別感があってちょっと嬉しいんだよね。

私の最近のマイブームは、キッド君の横顔を見つめる事！！

だって、キッド君の綺麗な黄金の瞳に、整った顔立ち。
結構カッコイイよね(*´▽｀*)

なーんて、本人には言えないけど(笑)

そんなに俺の顔ばっかり見ないで前を見ろって怒られるんだよね(笑)
シンメトリーの意味がないんだってww

もちろん！
取引なんだから、私にも特権はあるんだよ！

キ「ここ死武専は、危険な鬼神が二度と目覚めないために建てられ、加えて職人を若いうちから育てる事を目的にしてるんだ。ここの先生たちは・・・」

A「へーえ！キッド君詳しいんだね！！」

そう！
キッド君は何でも知ってて、この学校の事を色々教えてくれるんだ！頼れるなぁ～

キ「A！ここの問題間違ってるぞ？魂学の基本だ。神の娘なら知っていて当然だろう。」

A「ええーっ？こんなの解けないよお～(;´Д｀)難しすぐる・・。」

キ「はい言い訳しない！俺が教えてやるから、安心しろ。」

A「わーーい！」

キッド君は頭も良いしね！

もう完璧な死神なんだよっ(≧▽≦)

キ「おーいA、時間だ、行くぞ。」

A「うん！待ってー！！」

・・・とまあ、すごい仲良くなったんだ！