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笑顔 ページ8

ん…。あれ…?…ここ、シルクの家?

シルク(あ。目、覚めた?怪我とかはない?

A(あ…うん…。

シルクはちょっと気まずそうに目を伏せた。
私も気まずい…。

シルク(あの、さ…。

A(う、うん?

沈黙を破ったのはシルクだった。

シルク(昨日はごめん!言い過ぎた!本当に悪かった…!

A(えっ?ち、違う…。私が悪かったの…。ごめんなさい、強く当たったりして…。

ンダホ(はいはーい!これで2人は仲直り!これからは仲良くっ!ねっ!

どこから来たのか皆がいた。

モトキ(意識戻ったんだ。大丈夫?

A(え、う、うん。

シルク(えーと?じゃあこれからは仲良くしような?w

A(うん…!

ぺけたん(いいところ悪いんだけど…Aの服…変えた方がいいと思うんだけど…。

A(あ…。

さっきまで寝ぼけたり謝ったりしていて気づかなかったけど、今はビショビショに濡れた服で鳥肌がたった。

A(ビショビショで気持ち悪い…。

ダーマ(他に服ないの?

A(あるけど濡れちゃって…。

ダーマ(じゃ、手短にあったやつを…。これ誰のか知らないけど貸してやれ。

モトキ(あ、俺の。昨日洗って乾かしたやつで良かったら貸すよ。

A(いいの?借りて…

モトキ(それでいいなら良いよ。

A(ありがとう。どこで着替えたら…?

シルク(あ、そこを右に曲がったら洗面所あるからそこで着替えて。

A(分かった。ありがとう…。

シルク(いいんだよ。ほら、風引くから行ってこい。タオルはかけてあるの勝手に使って。

A(うん、ありがとう。

洗面所につくと早速着替え始めた。肌着はリュックから出して着替える。
モトキから借りたのはサメの絵がプリントされてある茶色のパーカー風の服。大きいからワンピースみたいになる。
昨日の事もかねてお礼を言わないと…。
この歳にもなって同じ人に膝枕とお姫様抱っこは恥ずかしい…。
着るとシルク達がいた部屋に戻る。

ガチャ

A(着替えてきたよ

マサイ(ははwやっぱりデカイなw

モトキ(だろーねw

ザカオ(モトキ、彼シャツデビューw

A(ふふっw何それw

ンダホ(あっ、笑ったぁ!

A(え?

ンダホ(ずっと暗い顔か無表情だったから…。嫌われてるのかと思ったよ〜(笑)

A(そんなことない!き、嫌いじゃ、ない

シルク(それはサンキュ!

そう言って皆で笑い合った。笑うってこんなにも暖かかったんだ…。

よろしく→←ごめん…。



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作者名:時雨 | 作成日時:2018年8月9日 20時

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