【２】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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次の日。

アラームで目が覚めた私はベッドから下りて今日ある学校の荷物をカバンへ入れる。よし、あとはお弁当だな。

私は制服へ着替え、１階へ向かう。あれ、誰かいる？
リビングのドアを開けると、うらたさんと志麻さんがトランプで遊んでいた。




『おはようございます。はやいですね』




う｢おはよ。なんとなく目ぇ覚めた｣


し｢俺も｣




あぁー、確かにそういう日はあるよなぁ。と思いながら冷蔵庫を開けると、パックに入っている料理が数個ほど置いてあった。…これはいったい




し｢それAが熱の時に作りすぎたやつ。結構余ったから今日のご飯と弁当分にはなると思うで｣




『……ありがとうございます。』




う｢…何もしてない｣




パックを手に取ると、それはずっと冷蔵庫に入っているはずなのに冷たくなく、少し暖かい感じだった。そしてフライパンなども濡れていた。

……本当に感謝しかないなぁ




う｢あ、そういえば…。A、来て｣




『え？はい、わかりました。』




うらたさんに呼ばれ、向かうと志麻さんが体温計を持っていた。そして｢はい、計って｣と渡される。…やっぱりかぁ




『流石に熱なんてないです』


し｢って言って、昨日帰ってきて熱を測ったら微熱だったのはどこの誰やろうな〜？｣


『………』




なんか最近、４人とも態度が前とは違う…と思っていると、体温計かなり、見てみると36.4という数字が




『やったー。ない。
ご飯盛り付けてきまーす』


う｢真顔で言うな真顔で｣




すたこらさっさと去り、お皿とお弁当に盛り付ける。
少しだけ…と思いながら口に入れると、父の味と少し似ていた。……あっ、時間。




『私はもう食べますけどどうします？』




し｢食べる｣


う｢俺も｣




『わかりました』




そしてその後はうらたさん達と食べ、時間になったので私は荷物を持ち、玄関に向かう。




せ｢……はよぅ｣




『おはようございます、センラさん。

ご飯はうらたさん達が作ってくれたみたいですよ。それでは私は学校があるのでもう行きますね』




せ｢…ん、行ってらっしゃい｣




『はい、行ってきます。』




センラさんに見送られ、私はローファーを履いて家から出た。

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課題を燃やしたいと思っているのは私だけでしょうか。( ・_・)

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