そういったしゅみ ページ49
まあそれは後で良いとして←
ジョンイナ、このチャニョルはどうしたの?
KI「…見たまんまだけど」
…ということはやっぱりそういった趣味が
KI「それは無いから」
…じゃあなんでこんな耳付けてんの?
KI「まあ見ててよ、ほら」
そう言ったジョンイナが指さした先は、チャニョルの狼みたいな方の耳。
じっと見てみるけど、何も変わらない
…あの耳が何だって言うんだ。
心の中でそう呟くとジョンイナに
いいから、と促される
何だってチャニョルのコスプレなんか見なくちゃなんないんだ←
そう思った瞬間、
チャニョルに付いていた獣の耳は
髪の毛と同じ色になったかと思えば
はらりはらり、1本ずつにバラけていく。
最終的には、まるでそこに耳なんて無かったかのような
いつものチャニョルになっていた。
KI「どう?」
どうって、きかれても
KI「ヒョン、よく聞いてね」
え、何を
KI「俺たちは、狼人間なんだ」
1ミリも目をそらさず言い切ったジョンイナ
それについて行かない頭
けれど、今のチャニョルの表情が
とっても悲しそうな、あの犬に
あの狼に似ていて
嘘ではない事を物語っていた。
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作者名:さにゃ | 作成日時:2014年9月26日 0時