海賊グリーティング〜家出しました〜

第四十二話 ページ43

ー次の日ー

シャ「A！ご飯だぞー！」




シャ「A！スペシャルな技見てて！！」





シャ「A！！髪の毛可愛くしてくれ！！」








『…(笑)』


ゴー「今日はえらくシャシャに気に入られてるな」


『昨日あんな態度取っちゃったから。気を遣ってくれてるんだよ』


優しいよね、と今はチップの修行をしてあげてるシャシャを見る
シャシャもチップも年下だからと手を抜かず、ちゃんと自分に出来ることを探してそれをしてる
普通のことかもしれないけど、それができるって凄いことだと思うんだよね


ロレ「それだけじゃないとおもうけどぉー？シャシャはアンタと仲良くしたいから、アンタのことが好きだから気を遣ってんでしょー？」


それくらいわかってやんなよぉー、とまた昼間から呑んでるロレッタが言う
今の言葉を自分の中で反芻しながら考える
‘好き’かぁ…。好かれるようなことしたかなぁと考えてしまう自分はもう末期だな
好きになるのに理由はないはずなのに。それはLoveでもlikeでも一緒


『…そだね。ありがと、ロレッタ』


感謝の意を満面の笑みを添えて伝えると、ロレッタも小さく笑みを返してくれた
それを見てから私はシャシャの元へ向かった

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