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第百五十五話 ページ6

『いませんねー』


いつもの口癖でどっかにいい人居ないかなーっていう言葉は飲み込めた
目の前に好意を寄せてくれてる人、それも告白断った人がいるのにそれは言えないよね。危なかったわ


『ザカさんはショートの人が好きなんですよねー?』


そう!!、と食い気味に言ってきたザカさんは会った中で一番生き生きしてると思うわ
そして何故か保健室の先生の話が始まって…
周りの皆はまたやってるよ、みたいな目で見てるし(笑)


マサ「未来ちゃん、ちょっと買い物付き合ってくれる?」


『いーですよー』


ルームサービス頼めばいいのにと思いながらも、何か用事があるのかと腰を上げる
熱くなったザカさんの相手は他の人に任せちゃおう
皆に何か欲しい物がないか聞いて、覚えられなかったからラインしろと言って部屋を出た(理不尽(笑))


『どうしました?』


外に出て、歩きながらエレベーターへ向う
VIPがよく利用するとかなんとかで、このホテルではあまり変装しなくていいんだとー
サインとかねだるのはタブーらしいからね


マサ「単刀直入に聞くけど、ンダホと付き合う気は無いの?」

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作者名:未来 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年8月18日 14時

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