第六話 ページ7
ーモモsideー
あれから色々あった。あの博士から逃げたけど、また捕まって、あたし達がタイムスリップした事を聞かされた
あ、彼の名前はチャーリーっていうらしい
そしてあたし達は今、ある館の前にいる
チャ「ははっ、どうしたの？ハトがマシンガン喰らったような顔してるけど。鹿鳴館へようこそ、お嬢さん」
この煌びやかな館は鹿鳴館と言うらしい
他の建物とは違う雰囲気を醸し出している
チャ「というわけで、早速侵入してみようか」
芽衣「え…“侵入”するんですか？」
チャ「あぁ、言い方が悪かったね。こっそり潜り込んでみようって言いたかったんだ」
未来「同じ意味でしょ」
が、本人は気にもせず話を続ける
チャ「ほら耳を澄ませてごらん？あの賑わいっぷりを。きっと中では盛大なパーティーが行われているに違いないさ。僕の推理ではね、すんごいご馳走が用意されているとみているんだ。ステーキとかローストビーフとか寿司とか北京ダックとか」
『へー』
二人の目の色が変わった。そーだ、あたし達は皆食べる事が大好きだった
でもあたしはもっとゆっくり食べたいなぁ。人混みとか嫌いだし
チャ「大丈夫だよ〜。ははっ、僕を誰だと思ってる？」
未来「インチキマジシャン」
チャ「世紀の大奇術師・チャーリー様に不可能なことなど、ほとんどないのだよ！」
未来の言葉など聞こえない、というように言うチャーリー
はっきり“ない”と言わない所が微妙だ…
芽衣「…チャーリーさん、警備員がいますけど」
チャ「なぁに、心配する事ないよ。正面玄関さえ突破してしまえばこっちのものだからね」
『どうやって突破するんですか？』
チャ「こうするのさ。ちょっと失礼」
バサッ
いきなり出てきたマントをチャーリーさんは被せ、ぐいっと抱き寄せた
『えっ』
チャ「コレは世にも不思議な魔法のマントでね。一度まとえば存在が消え、背景と同化してしまうという便利アイテムなんだ。今、僕らの姿は誰も目視できない。つまり透明人間になったも同然なんだよ。ははっ便利だろう？」
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未来(プロフ) - パプリカさん» 返事遅くなって申し訳ありません。少しですが更新しました！楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2017年5月23日 20時) (
レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
パプリカ - すっごい先が気になります！これからも体調に気おつけて頑張ってくださいね(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年5月14日 19時) (レス) id: 1ee503b254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月19日 19時
