第三話 ページ4
ー未来sideー
西洋奇術博士をもっと近くで見ようと前の方へ移動する
どうやらステージにあるのは、入れたものをこの世から消してしまうという大きな黒い箱
ホント、結構でかいな(笑)
「象、飛行機、戦車、何でも消してご覧に入れましょう。さぁ、どなたか自家用ジェット機をお持ちの方はいませんか？今日はインドから象に乗ってやって来たという方は手を挙げて！」
ジェット機持ってるとか金持ちー！出来れば是非お近づきにー♡
んー、インド人はいいかな(笑)
『面白いね(笑)』
モモ「だね(笑)」
「はい、象をお持ちの方はいらっしゃらない！では今夜は特別に、ココにいらっしゃるお客様を消してご覧に入れましょう」
『あるあるだねぇ』
モモ「こーいうのって大抵さくらなんだよねー」
『そー？うちのお兄ちゃん選ばれた事あるよー』
芽衣「へーすごいね！」
「ではそこのかわいらしいお嬢さん方！！」
奇術博士が大きな声を上げたので、私達は彼に視線を戻す
あの、聞きたい事があります…
『コッチを向いてる気がするのは私だけ？』
芽衣「大丈夫、私もそんな気がしてるから…」
『だよね(笑)』
「そう、そこの貴女方！はい、舞台に上がって上がって！」
周りの人達からも視線が集まる。うわーコレは断れない雰囲気ー
まぁ、面白そうだからいいけど♪
観客から声援を受け、手を振る。それはモモも例外ではなく。芽衣は目立つのとか苦手だからちょっと緊張してるみたい
「ではお嬢さん方、覚悟が決まりましたらこの箱にお入り下さい」
奇術博士に促され、中に入った私達。外からの音が小さくなった
遠くでカウントを取る声が聞こえる
「1！！」
その言葉を最後に私は意識を失った
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未来(プロフ) - パプリカさん» 返事遅くなって申し訳ありません。少しですが更新しました！楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2017年5月23日 20時) (
レス) id: 82c77ee659 (このIDを非表示/違反報告)
パプリカ - すっごい先が気になります！これからも体調に気おつけて頑張ってくださいね(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年5月14日 19時) (レス) id: 1ee503b254 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年7月19日 19時
