検索窓
今日:12 hit、昨日:15 hit、合計:244,076 hit

第122話 ページ28

「《ごちそーさま》」


『はーい、お粗末様でした』


そう言い、皆の食器をキッチンに持っていく。ホントヨルってばいい食べっぷり!こっちも作り甲斐があるわー
イクトも食べ盛りの時期だからねー
そんな事を考えながら皿に油分がついて、取りにくくなる前にさっさと洗い物を済ませる

洗い物が終わり、リビングに戻る
ヨルはお腹いっぱいで眠いみたい(微)ハンカチでも持ってきてあげるかな
一度自室に戻りツルツルとしたハンカチではなく、もふもふのタオルハンカチを持って来る


『ヨル君寝ちゃったね』


小声でそう言い、ハンカチをかけてイクトの隣に腰を下ろした


イ「さっきの話」


テレビから目を離さずに話すイクト


『しゅごキャラの話?』


イ「あぁ。お前、アレ何時から出来んだ?昨日の今日だろ?」


あーその辺忘れてた


『歌の事だよね?何か久しぶりに歌いたくなって、歌ったら×たま達が集まってきて。×たまは負のエネルギーの塊だって聞いたからさ、驚いたりしたら傷ついちゃうかなって思ってそのまま歌ってただけなんだけどね』


元は同じこころのたまごだし大切にしてあげなきゃ、と言いイクトに目を戻すと目が合った


イ「お前は優しいんだな」


『そんな事ないよ。イクトの方がよっぽど優しいと思うけど?』


イ「俺が?」


『えぇ、亜夢も言ってたわ。“意地悪だけど良い奴だ”って』


笑みを零しながら言うとイクトは何とも言えない様な、居心地の悪そうな顔をした


『それに、敵である唯世君や亜夢達の所にちょっかい出したりしに行ってるのって様子を見にでしょ?』


図星なのかまたテレビに視線を戻すイクト。そんな彼を可愛いと思い、また笑みを零す


『歌唄ちゃん、だっけ?あの子イクトの妹?』


イ「・・・あぁ」


“歌唄”という単語を出すと、少し優しい顔をしたイクト
(ホント妹ちゃんが好きなんだなー)


『今度三人で遊びに行かない?』


連絡先交換したんだー、と言うとイクトからはOKの返事を貰った

第123話→←第121話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (127 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
259人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

未来(プロフ) - 紅いもさん» 最終的にはイクトとくっつけるのでご安心ください!それまでもそんな感じで行こうと思うのですが中々いいのが浮かばなくて・・・(汗)温かく見守って下さると幸いです(TーT) (2015年3月22日 21時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - お返事ありがとうございます!私、イクト派で少し気になったので、、、 (2015年3月21日 20時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 紅いもさん» ありがとうございます!一応イクト落ちと考えているのですが最後の最後までくっつかないのでそれまでどーしようかなと(笑) (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - tomoさん» 有難うございます!少しですが更新しました!! (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - とても面白いです!更新頑張ってください!あと、気になるのですが、オチって誰なんでしょうか? (2015年3月20日 11時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未来 | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年12月10日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。