第122話 ページ28
「《ごちそーさま》」
『はーい、お粗末様でした』
そう言い、皆の食器をキッチンに持っていく。ホントヨルってばいい食べっぷり!こっちも作り甲斐があるわー
イクトも食べ盛りの時期だからねー
そんな事を考えながら皿に油分がついて、取りにくくなる前にさっさと洗い物を済ませる
洗い物が終わり、リビングに戻る
ヨルはお腹いっぱいで眠いみたい(微)ハンカチでも持ってきてあげるかな
一度自室に戻りツルツルとしたハンカチではなく、もふもふのタオルハンカチを持って来る
『ヨル君寝ちゃったね』
小声でそう言い、ハンカチをかけてイクトの隣に腰を下ろした
イ「さっきの話」
テレビから目を離さずに話すイクト
『しゅごキャラの話?』
イ「あぁ。お前、アレ何時から出来んだ?昨日の今日だろ?」
あーその辺忘れてた
『歌の事だよね?何か久しぶりに歌いたくなって、歌ったら×たま達が集まってきて。×たまは負のエネルギーの塊だって聞いたからさ、驚いたりしたら傷ついちゃうかなって思ってそのまま歌ってただけなんだけどね』
元は同じこころのたまごだし大切にしてあげなきゃ、と言いイクトに目を戻すと目が合った
イ「お前は優しいんだな」
『そんな事ないよ。イクトの方がよっぽど優しいと思うけど?』
イ「俺が?」
『えぇ、亜夢も言ってたわ。“意地悪だけど良い奴だ”って』
笑みを零しながら言うとイクトは何とも言えない様な、居心地の悪そうな顔をした
『それに、敵である唯世君や亜夢達の所にちょっかい出したりしに行ってるのって様子を見にでしょ?』
図星なのかまたテレビに視線を戻すイクト。そんな彼を可愛いと思い、また笑みを零す
『歌唄ちゃん、だっけ?あの子イクトの妹?』
イ「・・・あぁ」
“歌唄”という単語を出すと、少し優しい顔をしたイクト
(ホント妹ちゃんが好きなんだなー)
『今度三人で遊びに行かない?』
連絡先交換したんだー、と言うとイクトからはOKの返事を貰った
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未来(プロフ) - 紅いもさん» 最終的にはイクトとくっつけるのでご安心ください!それまでもそんな感じで行こうと思うのですが中々いいのが浮かばなくて・・・(汗)温かく見守って下さると幸いです(TーT) (2015年3月22日 21時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - お返事ありがとうございます!私、イクト派で少し気になったので、、、 (2015年3月21日 20時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 紅いもさん» ありがとうございます!一応イクト落ちと考えているのですが最後の最後までくっつかないのでそれまでどーしようかなと(笑) (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - tomoさん» 有難うございます!少しですが更新しました!! (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - とても面白いです!更新頑張ってください!あと、気になるのですが、オチって誰なんでしょうか? (2015年3月20日 11時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未来 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年12月10日 18時