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第120話 ページ26

『さぁ、今、手を伸ばして』


歌い終わり、たまごに添えていた手を引くと、たまご達は私の周りをクルクル回って帰っていった。(私が歌ってたらたまごが寄ってきたのよ。二、三個)
ーガチャ
扉が開いたのでそちらを見ると、そこに居たのはイクト


イ「お前、何者だ?キャラ持ちか?」


『やっぱり聞いてたのね。残念だけどしゅごキャラ?は私持ってないわよ』


私の言葉に眉を寄せるイクト。イケメンな顔が残念
一応あんまり知りませんよ感を出しとく(笑)


『昨日亜夢達に会ったでしょ?そこに私もいたのよ。しゅごキャラの存在は昨日知った』


ポカンとしながら私の話を聞くイクト。そういやイクトって匂いでたまごの有無がわかるんじゃなかったっけ?


イ「唯世達に聞いたのか」


『まぁね。ついでに亜夢達とイクトが敵同士って事も』


イ「・・・」


『だからと言って私はイクトを敵扱いしないわよ?』


勿論亜夢達の事もね、と言えばまたポカンとした顔をするイクト
かわいー(笑)


イ「どういう意味だ?」


『私はあくまで中立。どちらの味方にもなる気は無いって事』


まぁ私なんかが仲間になっても足手まといになるだけか、と呟く


イ「いや、今のは結構な戦力だぞ」


『今のって歌の事?あぁ大丈夫よ。皆の前では歌う気無いから』


イ「あぁ、その方が良いだろうな。お前はどこまで知ってんだ?」


イクトの問いに昨日唯世が言っていた事を簡単に説明する
それを聞いたイクトはそうか、と黙り込んでしまった
(もしかしてイースターから守ってくれようとしてる?)


『惚れるわー』


イ「・・・は?」


『何でもない、こっちの話。そーいやイクトのしゅごキャラは?』


どんな子なの?、目をキラキラさせ質問するとヨルを呼んでくれた
何時見てもかわいー


『ヨル君ね?よろしく!』


ヨル《おーう!仲良くしてやってもいいぜ!》


『フフっイクトとは真反対のキャラね?』


イ「まぁな」


近くに来て寝転がるイクト。私もその隣に腰を下ろす


『煮干し食べる?』


持って来ていた煮干をカバンから出し手に平に乗せヨルの前へ


イ「何でそんなもん持ってんだよ」


『いいじゃん。小魚はカルシウムたっぷりだしー。何より美味しいもん』


わざとに決まってるじゃーん。普段から煮干持ち歩いてる人なんてそうそういないよ(笑)
手の上で煮干を食べるヨルに美味しい?、と聞くと口いっぱいにしながら満面の笑みで


ヨル《美味いニャー》

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未来(プロフ) - 紅いもさん» 最終的にはイクトとくっつけるのでご安心ください!それまでもそんな感じで行こうと思うのですが中々いいのが浮かばなくて・・・(汗)温かく見守って下さると幸いです(TーT) (2015年3月22日 21時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - お返事ありがとうございます!私、イクト派で少し気になったので、、、 (2015年3月21日 20時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 紅いもさん» ありがとうございます!一応イクト落ちと考えているのですが最後の最後までくっつかないのでそれまでどーしようかなと(笑) (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - tomoさん» 有難うございます!少しですが更新しました!! (2015年3月20日 18時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
紅いも - とても面白いです!更新頑張ってください!あと、気になるのですが、オチって誰なんでしょうか? (2015年3月20日 11時) (レス) id: 5bc58f2b06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未来 | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年12月10日 18時

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