探偵学園Q

第七話 ページ8

私達に背を向けて携帯に出る七海先生をよそに、皆だるそうにしている
しかし


七海「団先生っ！？」


その人物の名前が出た途端に私達は背を正した


七海「えっ？Ｑクラスのメンバーをですか？・・・分かりました」


私達を見ながら嫌そうな顔をして言った
はぁ、とため息をつきケータイをなおしたかと思えばチラシを差し出し


七海「今すぐここへ行け」


「「「はあ？」」」


・・・

七海先生から渡されたチラシを元にたどり着いたのは"ダーツ＆アミューズメントバーＬＯＯＰ"と書かれたお店
チラシを持っているリュウを先頭に、狭い階段を上がっていくと、階段途中にあるカフェみたいな所でメイド服を着た女の人がテーブルを掃除している
それに気づいたキュウは反応して覗き込もうとしたら、後ろから来たキンタにうちわで叩かれていた


『キュウってやっぱりあーいうの興味あるのね(笑』


そう言うとキュウは必死に弁解する。そんなキュウをかわいいと思いながら、先に行っている三人の後を追った
階段を上がるとある店に着いた


キン「あれ？ココは？」


あたりを見回している私達に女性店員さんが


店員「左奥の扉です。非常ボタンを押して下さい」


言われたとおりに扉の前へ行く
キュウが開けようと扉に手を伸ばすがあかない


『キュウ。非常ボタンを押すんだよ(苦』


私がそういうのと同時にリュウがボタンを押し扉が開いた

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