探偵学園Q (ページ22)

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第二十一話ページ22

・・・

あれからキュウ、メグ、リュウ、私はコレジオ学園の図書館にいる
勿論コレジオ学園高校の制服を着てね
数馬は留守番中

キュ「答えは前後編の作品で前編が存在しないもの。前編読まなきゃ後編には進めないよね」

そう言いながらパソコンを使って条件を満たす作品があるかを調べるキュウ
本当にキュウってスゴい閃き

キュ「あった！亡者の棲家下巻！」

『あの、キュウ？二人共先に行っちゃったよ？』

キュウと二人のもとへ行くとリュウがもう本を手に取っていた

リュ「誰かがもう持ち去ってる」

メグ「一体誰が・・・」

メグが小声で呟く。ふと背後に気配を感じた

「もしかして先越されちゃったの？」

そこにいたのは芳村玲子
どうやら彼女も幻の遺作を探しに来たらしい。少し話を聞いていたが外からパトカーのサイレンの音が聞こえてきたので私達はそっちに行く事にした

キュ「刑事さん！」

テープを潜り刑事さんに声をかける

諸星「またお前らか」

何が合ったのかを聞くと大森恭子の死体がココで発見されたらしい
刑事さんに死体の元へ案内してもらっている途中キュウがメグに声をかけた

キュ「メグもう見ない方が・・・またパニック起こすかもしれないし」

リュ「何甘い事言ってんだよ。メグの能力は産まれながらに授かった物だろ？」

それを活かさないでどうすんだよ、とリュウが言う
そんなリュウにキュウが反論
この二人って協力すれば最強なのに、推理の仕方や考え方が違うのでよく衝突する
キュウは人の感情を一番に考えて。リュウはそういうのは一切推理に持ち込まない。論理的に推理する
事件解決。目指してる所は一緒なんだからもっと仲良くすればいいのに
と、そんな事を考えていると刑事さんは大森恭子の死体を運んできた