探偵学園Q

第十三話 ページ14

・・・次の日・・・

『んで、コレはどー言う事？』


私は今何故か昨日連れて来られた警察署の裏口にいます。メイド服で


メグ「ん？捜査」


『どこが捜査よ！こんな格好で・・・！』


何故こんな事になっているのかというと・・・事は数十分前に遡る

私がリュウと殺人現場に行こうとしていたらメグからメールが来た
内容は【ＨＥＬＰ！家で待ってる！！】
メールを見た私はリュウに謝ってメグの家に行った


『どうしたの！？』


メグ「A！早くコレに着替えて！！！」


心配してた割りにメグはとても元気でメイド服を着ていたからお店のヘルプか、と少し気が抜けた
メグに急かされるまま服を着るとカバンを持ってメグの家を後にした

そして今に至る


メグ「ゴメンゴメン。今回の事件ってやっぱりノートが肝心なのよ！」


『だからって頼んでも見せてくれる人いないでしょ』


メグ「それがいるんだなー」


そんな会話を木の影でしていると裏口から誰かがこっちへ来ている音がした
その誰かとは昨日私とメグをチラチラと見ていた人だ
あーそういうこと(苦)


メグ「あたし猫田さんにお願いがあるんだけど」


あ、猫田さんって言うんだ。茜さんのお店の常連さんらしいから覚えとかなきゃ
そんな事を考えているとメグに呼ばれた


『初めまして！猫田さん♪』


猫田「Aたん！！？」


メグ「これでも、ダメ？」


最後の色仕掛けと言わんばかりにメグが最高の上目遣いをする


猫田「はい！やります！やらせていただきます！！」


・・・こんな人が刑事で大丈夫なんだろうか
日本の警察の未来を少し不安に思いながら、猫田さんにバレないように苦笑いをこぼした

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