第十二話 ページ13
リュ「遅い」
建物の外に出ると一番に帰ったはずのリュウがいた
『ゴメンゴメン(苦』
私とリュウは同じ家に住んでいるためいつも二人で帰っている
リュ「・・・キュウと何話してたんだ?」
『ん〜?・・・ナイショ!』
そういって歩き出す私
リュ「何だよそれ」
ふてくされた様に言いながら私の横に並ぶリュウ
『なに〜?もしかして嫉妬〜?』
私がそういってリュウの顔を覗き込むと睨まれた
そしてリュウがスピードを上げて歩き出した
『リュウ!待ってよ!!』
ちょっと冗談が過ぎたみたい
『ゴメンゴメン(苦』
そう謝るとリュウはスピードを落としてくれた
『あ、ねぇリュウ。帰る前にちょっと寄って帰らない?』
言葉は発しないが目線を向けてくれるリュウ
『メグに美味しいって評判のラーメン屋さん教えてもらったんだ!行ってみない?』
そういうとリュウは呆れた顔をしたが
リュ「行くか」
と笑ってくれた
みんなの前でも表情豊かになってほしいな。皆にリュウの事もっときちんと知ってほしい
クールだけど優しくて、仲間思いで、それでいてとても繊細なところ
リュ「A?」
『ううん、なんでもない』
私はまだ明るい空に輝くキラキラした星にお願いをした
『(どうか、リュウがQクラスの皆の前で心から笑える日が来ますように)』
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未来(プロフ) - まやさん» お待たせしました!!やっと完結です!! (2014年6月20日 21時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 更新待ってました。続きを期待しています。 (2014年6月20日 0時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - まやさん» お待たせしてすみませんでした!少し更新させていただきました! (2014年6月19日 23時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 更新待っています (2014年6月18日 19時) (レス) id: ac74ce8a1a (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - まやさん» まだまだこれからですよー!(笑) (2014年5月23日 21時) (レス) id: 84f789363c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未来 | 作成日時:2014年1月15日 14時