探偵学園Q

第十一話 ページ12

『ねぇメグ？今の人、知り合い？』


数馬の向こう側に座っているメグに問いかける


メグ「あーAは会った事ないっけ。まぁまた今度紹介するよ」


ニヤッと笑いそう返すメグ
紹介ってことはまた会う機会があるってこと？
・・・何か嫌な予感がする


数馬「で、どうする？」


キュ「よ〜し！皆で力を合わせて事件を解決しよう！！」


そういって立ち上がるキュウ
皆はそんなキュウに大きくため息をつき、それぞれ帰る準備をする


キュウ「ねぇ何で？何で一緒に調べないの！？ねぇ！！？」


リュウはさっさと部屋を出て行き、残っている他のメンバーには散々言われ、一度出て行って戻ってきたメグには


メグ「キュウ、はっきり言ってウザい」


とまで言われる始末


キュ「そこまで言うならー一人でやってやるよ！僕だってねー！やる時はやるんだからー！！」


誰に言うでもなく大きな声で宣言したキュウ。語尾に何か自信なさ気に言った事は聞かなかった事にしてあげよう(笑)


『キュウ』


私が声をかけるとビクッと肩を揺らすキュウ
そんな彼に苦笑いをして


『私はその純粋で真っ直ぐな所、好きだよ(微』


そう言うとキュウは照れたように顔を赤く染めた
キュウならきっとリュウを闇から救ってくれるはず・・・


『じゃあ私もそろそろ帰るね』


かばんを持ってドアのほうへ向かった


『キュウも早く帰りなよ』


そういうとその部屋を後にした

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