末っ子は無口イケメン (ページ8)

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壱馬side

俺の手を繋いだまま眠ってしまった慎を起こさないように手を離して違う部屋に向かった。

龍「あ、！こっちでーす」

龍が立っていた病室には頭に包帯を巻かれたとあが人形のように真っ白な顔をして眠っていた。

壱馬「リキヤさん、とあは大丈夫なんですか？」

L「主治医の話によると軽い脳震盪だけで頭は少し切れただけだって。麻酔でまだ目は覚めないけど、記憶とか色々な事には影響は無いって」

陣「そんなら良かったですね」

陸「でも、絶対に退院するって聞かなそうだけど」

北人「無痛症、、、ですよね」

健太「とあ〜、、、」

山彰「とりあえずは俺たちも帰らんとダメじゃろ。明日にも響いたらあかんわ」

L「そうだね、ここは大城さんに任せて俺たちは一旦帰ろう」

意識の戻ってないとあを置いていくのは気が引けるがとあのことは関係なくスケジュールは進んでいく。

壱馬「慎もとあの心配はしてましたけど、寝てるので起こさないように帰るか」

翔吾「せやな」

陸「じゃあ、大城さんあとはお願いします」

大城「あぁ、お前らもちゃんと休めよ」

瑠唯「ほら、健太行くよ」

健太「とあ、元気になってね」

なかなか離れようとしない健さんを瑠唯さんが引き離してそれぞれ送迎車に乗り込んだ。