船長とクルー ページ6
「なんだったんだ…？」
「ユウカ、飯でも食いながら話をしようか」
「あ？お、おう。」
真剣な顔をしたシャチと一緒に食堂へ向かうとペンギンが3人分の食事を前に席に着いていた。
「あ、お前らもまだなんだろ？3人でゆっくり食おうぜ〜」
「なぁペンギン、それがゆっくりしてらんねぇんだよ。」
「は？なんでだよ…シャチ、ニヤついて、気持ち悪ィな」
「キャプテンが動いたぞ」
「えっ…あのキャプテンが！？」
「そうだよ！手握った、こいつの！」
「ぎゃっ！？」
シャチは私の肩を掴んでペンギンの前に突き出した。
「はぁ、それだけか？」
「あぁ俺が触るのを阻止した感じで！」
「あ〜それは確かに動き出したかもしれねぇな」
「なぁ…何の話だよ」
全くもって意味がわからない。
とりあえず3人とも席に着いて飯に手をつけ始めた。
「なぁなぁユウカ、お前キャプテンのこと好きか？」
｢まぁ、キャプテンだからな。」
「違ぇよ、分かってんだろどうせ。男としてだよ。」
なんでそんなこと急に聞くんだこいつらは。
手に汗が滲む。
「いいから言ってみろよ、本人に言ったりしねぇからさ。」
「……好き、なのかもしれないな。」
こいつらに負けてつい口が緩む。
「…頼むから何も聞かなかったことにして忘れてくれ。」
「なんでだよ、せっかく船長がやっと女に興味持ち始めたのに！！」
「シャチ…そんなにお前が必死になるほどローは女に対して興味がないのか」
「ないよあの人本当に…！！心配なくらいな！！」
確かに本人も前に女に慣れてないって言ってたし、女よりも白熊とかモフモフしたものが好きそうではある。
「でもこれは私個人の問題でローが私にそういう気持ちがあるかどうかは…」
「あるよ絶対、じゃなきゃさっきみたいなことしねぇよあの人」
「だからって…私はローとどうこうなりたいとかそんな贅沢言ってるんじゃねぇんだよ！」
船長とクルーの関係が心地よくなってしまった今、その関係が変わるのが怖い。
「なぁユウカ、お前の思ってることはだいたい分かるけど…キャプテンの隣をお前じゃない他の女が歩いていたら？その時お前はそれを笑って受け入れられるか？」
ペンギンは隣に座る私の頭を撫でてそう言った。
そんなの、想像しただけでその女を殺してしまいそうになる。
｢嫌に決まってる…けどもうほっといてくれ…｣
食事もそこそこにして食堂を飛び出してしまった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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サボロー(プロフ) - ラハルさん» はい！サボの方はすごく複雑な恋にしていきたいなと思ってますw続編もでましたので、これからもよろしくお願い致します。 (2016年8月23日 21時) (
レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - ｗｗローｗｗｗちょ、腹筋がw崩壊しましたwwwwやっと二人が付き合い始めましたね！次はサボのほうかな？ (2016年8月22日 14時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ありがとうございます！これからは5キョーダイの絡みを結構出していくつもりです！ (2016年8月22日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - エース姉さんの言葉に感動しました(T-T) (2016年8月17日 22時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ルフィ姉は小さい頃はサボのこと歯っかけだからって好きじゃなかったですからwwいつもラハルさんのコメントがすごくありがたいです。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年8月17日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サボロー | 作成日時：2016年6月4日 7時
