喜び ページ32
｢…お、お前………！ユウカじゃねェか！！！｣
「あぁ！！」
私を見るその笑顔は、昔と全く変わらない。
太陽のようだ。
｢ユウカか…！久しぶりだな｣
｢ベンさん…！！久しぶり、相変わらず男前だな…！！｣
マキノさんの酒場での光景が頭の中に広がる。
ベンさんやルウ、ヤソップ達はよく私に海の話を聞かせてくれた。
2人は同時に私の頭をガシガシと撫でてくる。
この大きな手、懐かしい。
｢こんなところで2人に会えると思わなかった！｣
両手を大きく広げて2人に飛びついた。
嬉しい、心の底から嬉しい。
｢俺達の出航の時、お前来てくれなかったからな〜余計に久しぶりだ！｣
「はは…根に持ってんのか…悪かったよ！！」
「この人、結構落ち込んでたからな」
「おいベン！」
「はははっ！！」
「おいユウカ。」
シャンクスとベンさんとの久しぶりの再会につい気分が上がってしまったが、ローに呼ばれて今はそれどころじゃないことを思い出した。
「どういうことだ…これは…」
「あ」
ローも今の状況よりもあの赤髪のシャンクスとその副船長が目の前にいることに困惑しているようだ。
そしてその大海賊と私が親しげに話していることに余計訳が分からなくなっているだろう。
「えっと…シャンクス達は…私の……友達だ。」
「友達…」
「話せば長くなるんだよ…」
私の昔の話を今この状況で長々と語る訳にはいかないので簡潔に友達という言葉で表すしか無かった。
まぁ間違ってはいない。
「ユウカのとこの船長だなお前は。えっと確か…」
「トラファルガーローだ、お頭。」
「そうだそうだ。ロー、お前大変だろう。ユウカはクソガキだから。」
「誰がクソガキだ！！」
「まぁ…大変だな」
「おいロー…！！」
3人ともニヤニヤして私を見る。なんだ、私はそんなにクソガキかよ。少なくとも、もうガキではない気がするんだが。
「……よく、俺を知ってたな……四皇が。」
「そりゃ友達のことは気にするさ、あのユウカがまさか1人の男の下につくなんて、俺たちは全員驚いたしな。」
シャンクス達は私のことを気にかけていてくれたようだ。
少し照れくさいような嬉しさが込み上げるのと同時に頭に重みを感じる。
振り返るとベンさんと目が合った。
「どうした」
「いや別に。………ははっ！」
「ん…？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» はい！サボの方はすごく複雑な恋にしていきたいなと思ってますw続編もでましたので、これからもよろしくお願い致します。 (2016年8月23日 21時) (
レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - ｗｗローｗｗｗちょ、腹筋がw崩壊しましたwwwwやっと二人が付き合い始めましたね！次はサボのほうかな？ (2016年8月22日 14時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ありがとうございます！これからは5キョーダイの絡みを結構出していくつもりです！ (2016年8月22日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - エース姉さんの言葉に感動しました(T-T) (2016年8月17日 22時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ルフィ姉は小さい頃はサボのこと歯っかけだからって好きじゃなかったですからwwいつもラハルさんのコメントがすごくありがたいです。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年8月17日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サボロー | 作成日時：2016年6月4日 7時
