痛い 怖い 助けて ページ14
ユウカside
｢っ……｣
頭がガンガンする感覚で目が覚めた。
重い体をおこして目をこする。
｢……どこだ…ここ。｣
そこはローの部屋ではなく、床も壁も鉄で作られた暗い部屋だった。
｢フハハハッ！目冷めたぁー1億チャン？｣
鉄のドアから入ってきたのは見るからにチャラそうなやつ。脳みそ入ってんのかこいつ。
｢誰だテメェ｣
｢怖い怖ーい！そんな睨まないでってー！｣
｢ここはどこだ｣
｢俺の船さ、ちなみに俺はミスター・テイキ。ここミスター海賊団の船長さ！｣
ミスター海賊団？聞いたことがねぇ。
｢名が通ってない海賊団になんて負ける気しねェんだけど｣
「それはどうだろうか」
こっちは能力者だけど自分が水だから海老石だって海水だって効かない。
私の体が私の意思で水になれば何だってすり抜けてしまう。
そう、武装色の覇気以外は。
｢うっ……ぁ…！｣
右肩から流れる赤い血。銃で撃たれたのなんて初めてだから頭が追いつかなかった。膝から崩れ落ちる。
｢覇気くらい習得してるに決まってるだろ？案外マヌケなんだね１億チャン｣
｢はぁっ…人を額で呼ぶの…やめろクソが｣
こんなに……こんなに打たれるのって痛ぇんだなぁ…
もうこの右腕は使い物になりそうにない。
痛みが強くて動かせねぇ。頭痛なんて肩の痛みの方が強くて感じなくなってしまった。
｢うーん…1億チャンが嫌なら…水龍チャン？｣
｢なんだよ…それ｣
｢んー？知らないの？君、最近水龍のユウカって言われてるんだよ？｣
｢あー……あの手配書のせいか。｣
あの手配書には私が水で作ったドラゴンが写っていた。そのせいか。
｢てかこの状況でそんなのどうでもいいんだよ…はぁ…｣
テイキとかいうやつの顔を見ると、弱ってる私を見て楽しんでるようだ。とことんタチの悪いやつ。
｢んー…なんかつまらないからもう殺っちゃっていいかな？｣
「つっ…」
銃を指でクルクルまわしてるテイキに背筋が凍った。
怖い。死にたくない。それしか出てこなかった。
テイキは銃を私に構える。
こんなになるならどうなったっていいからローに気持ちを伝えておくんだった。無理やりにでも自分のものにしておくんだった。もう、襲っちまえばよかったかな、
「バイバイ水龍チャン」
｢助…けて…っ…ロー…！！｣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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サボロー(プロフ) - ラハルさん» はい！サボの方はすごく複雑な恋にしていきたいなと思ってますw続編もでましたので、これからもよろしくお願い致します。 (2016年8月23日 21時) (
レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - ｗｗローｗｗｗちょ、腹筋がw崩壊しましたwwwwやっと二人が付き合い始めましたね！次はサボのほうかな？ (2016年8月22日 14時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ありがとうございます！これからは5キョーダイの絡みを結構出していくつもりです！ (2016年8月22日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
ラハル(プロフ) - エース姉さんの言葉に感動しました(T-T) (2016年8月17日 22時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
サボロー(プロフ) - ラハルさん» ルフィ姉は小さい頃はサボのこと歯っかけだからって好きじゃなかったですからwwいつもラハルさんのコメントがすごくありがたいです。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2016年8月17日 9時) (レス) id: f206c81e6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サボロー | 作成日時：2016年6月4日 7時
