同期の松田くん

46話 ページ46

晩御飯を食べたあと、零くんは報告をしに帰った


陣平くんとはお互い両想いだということを知ってる


付き合ってはいないけど…


陣平くんに爆弾犯を捕まえるまで待って欲しいと言われた


まあ、今のままでも充分幸せだから全く構わない


『ああ、陣平くんに読み聞かせるはずやったのに…』


そう言えば景光くんが


諸「おれ、にいちゃんによんでもらってた」


『高明くんに？』


諸「うん！」


そう言えば、両親が殺されたんだよね


『じゃあ、私も呼んであげるね』


諸「ほんとっ！？」


『うん…布団敷いてくるから陣平くんと待っててくれる？』


そう言えばぱぁぁっとした顔から絶望のような顔になった


そんなに陣平くんが怖いのか笑


『ちょっとまっててな』


陣平くんと研二くんは割と仲がいい


景光くんはその輪になかなか入れないみたいで私の傍から離れなかった


『陣平くーん！ひろくんのことお願いしてもいい？』


諸「おねぇちゃん！」


可愛いけどっ…可愛いけどっ！布団を敷きたいし陣平くんともっと仲良くなって欲しい！


松「おー、いいぜ」


『じゃあお願いね』


心苦しいけど、、


リビングに布団を3枚持って来て引く

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