同期の松田くん

33話 ページ33

松「警察官を目指すのに笑いなんていらねぇだろ…充分じゃねぇか」


松「…まてよ？なら、こっちに来たのは親の転勤って、、」


『養子だよ…いい人達だよ。私も実の子供と変わらない愛をくれた、お兄ちゃんも妹も本当の兄弟のように愛してくれたの。帰ることは少なくなったけど、頻繁に連絡は来るよ』


松「そうか…」


『陣平くんは確か、上の人を殴るために入ったやろ？』


そういえば、なぜ知ってる？という感じの顔をした


『研二くん達から聞いた』


松「あいつら…」


『理由はどうであれ、警察になったからこうやってみんなと会えたと思ったら今までの苦労は無駄やなかったなぁって思うわ』


よいしょと立ち上がって財布を持つ


『飲みもん買ってくるわ』


席を立って海の家に向かう


『…何やってんねん自分。楽しく海に来たのにあんな重い話して…この話今までに誰にもしたことないのに』


どうしてしまったんだろうか


ただ、松田くんならいいと思った…いや、あのメンバーならいいかなってなったわ


飲みもんを全員分買う


よし戻ろうとした時



・・・

ちなみにその頃の松田


松「やっちまった…せっかくここにきてんのになんつー話させてんだよ！」


頭を抱えて項垂れていた

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