同期の松田くん

3話 ページ3

あれから毎日私にココアを渡しに来る


ほら今日も


松「ん」


ココアを渡すだけ渡してどこかへ行ってしまう


今日は松田くんを引き止める


『松田くん！』


呼び停めればピタッと止まる


『いつも奢ってもらってるから、、これ』


昨日の休日に手作りタルトを作った


『萩原くんから松田くんは甘いもの好きって聞いたから作ってみてんけど、、一緒に食べませんか？』


松「いいのか？」


『うん！松田くんのために作ったから食べて欲しい』


松田「じゃあ、昼も一緒に食わねぇか？」


『いいの？萩原くんたちと食べるんじゃ…』


まさかのお誘いだった


いつも食べてるメンバーはいいのかなと思い聞く


松田「ああ、大丈夫だ。後でそっちに行く」


『うん、待ってるね』


そう言ってバイバイした後、友人がどこからともなく現れる


「松田とご飯食べるの？」


『うん』


「ふーん。私のAが取られる！」


『そんなんちゃうわ！』


苦手意識が高かった松田くんとのお昼ご飯が少し楽しみだと思った

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