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日曜は外に出る事もなく、アラームもかけずに昼過ぎまで寝ていた
朝昼兼用でご飯を食べている時、ヌナの仕事を聞いてない事を思い出した
JH「ヌナは何の仕事をしてるの?」
「私?会社の受付嬢よ。日曜は来客が来ないから休みなの」
週休1日って辛いけど給料良いから辞めたくないと言うヌナ
受付嬢のヌナを想像したらしっくりきた(笑)
JH「受付嬢やってそう(笑)」
「ハニは練習生やっててどう?楽しい?」
今度はヌナが俺に質問してきた
JH「楽しいよ〜弟たちも仲良いし。この前見たジスって子と1番仲良くて〜」
途中から俺の話ばかりになったが、ヌナは笑顔でずっと話を聞いてくれた
弟たちの話もして、皆揃ってデビュー出来るといいね、なんて言ってくれた
夜ご飯はヌナが日本食を作ってくれて、肉じゃがを初めて食べた
JH「何これ美味しい」
初めて食べる味で、とても美味しくてシチューの次に好きになりそう(笑)
「本当?良かった(笑)」
切って入れただけなのに〜って言ってるけど凄く手際よくて驚いた
ヌナにはお母さんみたいな安心感があった
練習がある日は毎日お弁当を作ってくれる事になり、宿舎生活になる日も伝えた
来月からと言ってもあと1週間と少ししかない
しかも候補生という事で毎日朝から夜まで練習でヌナと会えるのは夜ご飯の時だけになっていって、気付けば明日で最後だった
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作者名:DAISY | 作成日時:2016年1月3日 14時