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ご飯も食べて、お風呂に入って
ベッドに転がりながら最近目をつけてた女の子から朝来てたメールをまた見返す。
内容は…そう、振られたメール。

ーハギョン君は素敵な人だけど、ごめんなさいー


「はぁぁぁ〜…」

「なんだ、そんな大きいため息ついて」

「うわぁ!びっくりした…おかえり、」

ケータイに夢中になってる間に、テグナはお風呂から上がったみたいで
雑に乾かされた髪がふわふわしてる

俺の頭を軽くポンっと触ってからテグナはベッドにダイブしてごろごろ。

「また振られたんだよぉっ!」
「朝聞いた」

フッと鼻で笑いながら下半身だけ布団の中に入れてベッドの頭のとこに寄りかかるように座って口元を緩める
俺はテグナの足元にぼふん、と抱きつくようにダイブした

「俺の何がダメなんだよぉ〜」
情け無いけど。
目の前が霞む

「…それくらいで泣くな」

テグナの綺麗な指が俺の目元を拭う
俺の…好きな、テグナの手…

好き…?俺の、好きは…

でも、俺は女になんか…なりたくないのに、

「…っ、!」

「ハギョナ…?」

頬にテグナの手が触れた瞬間、ドクリと心臓が跳ねた

「っはは…、なんでこんな体で生まれたんだろ…男でも女でもない…ほんと、気持ち悪い体…」
ぼろぼろと涙が溢れる情け無いけど止まらない
こんな体じゃなければ、変な奴に手を出される事も
こんなに苦しむ事もなかったのに…

どうして、俺だけ
なんで俺が…

涙が止まらずにいる俺の腕をテグナは黙って思いっきり引っ張った

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琉宇(プロフ) - まだ少ししか読んでませんが、マグノリアという漫画に似たお話でこの先の展開が楽しみです。また合間合間に読ませていただきます。 (2017年6月22日 11時) (レス) id: 08e83d7627 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:p663 | 作成日時:2017年5月13日 19時

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