検索窓
今日:10 hit、昨日:33 hit、合計:308,689 hit

52話 ページ8

『んで、暁。投げれるボールは?』
「ストレート。」
『…そっか。好きに投げていいよ。どこでも取ってやるからさ。』
「!…うん。」

鉄心に言われ、着替えて打ち合わせ中の2人。
周りの緊張を背に2人はそう話していた。上級生の殺気にも似た闘志がグランドを支配している。

「はっはっはっー。……面白いことになってんじゃん。」
「……」

その中でそう声をあげた一也。キャッチャーとして見過ごせないとでも言いたげな顔で面白そうな顔でそういった。
栄純はその様子を複雑そうな顔で見ていた。

『んま、頑張ろうな。上級生、抑えようぜ。』
「!…」

凌来の声でこくりと頷く暁。それに満足したのか凌来は戻って構える。さぁ、来い!と言わんばかりの目で暁を見ていた。

「…ぜってー打ってやる」
『(闘志丸出しだな。さーて様子見と言いたいところだけど……。)』

チラリとバッターを見て暁を、見る凌来。
目を閉じ暁は集中力を高めていた。そして、目を開け、足を上げる。そして、また、ありえない音をあげ、風を切りながらはしってくるボールが飛んできた。

ンゴー!!

と音と共に。

53話→←51話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (164 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
設定タグ:男主 , ダイヤのA
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さいころ(プロフ) - 未菜さん» このままで読んでくださってありがとうございます!はい、無いです。すいません、勝手に作ってしまいました...。リアルとは離れてしまうのですが、このお話ではあるんだぐらいで考えて頂ければ幸いです! (2017年6月4日 19時) (レス) id: 68791606d9 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - ひよこプリンさん» 読んでくださってありがとうございます!私もそこを悩んだのですが、結果的にわかりやすいかなっと思いそうしました。ご指摘ありがとうございます。また、ありましたら遠慮なく教えてください!これからも宜しくお願いします (2017年6月4日 19時) (レス) id: 68791606d9 (このIDを非表示/違反報告)
未菜 - 高校野球って21番なんてありましたっけ?聞いたことないです (2017年4月5日 22時) (レス) id: 9459c203fc (このIDを非表示/違反報告)
ひよこプリン - キャッチャーの場合は[グローブを構えた]より[ミットを構えた]の方が正しいと思います。88話の最後の一文のところです。 読んでいる人のめにわかりやすく書いていたならすみません。 (2016年8月3日 18時) (レス) id: c329fca2d5 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます!そして、ここまで読んでくださってありがとうございます!また、ありましたらご指摘ください! (2015年9月6日 15時) (レス) id: b371831a40 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さいころ | 作成日時:2015年2月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。