検索窓
今日:19 hit、昨日:48 hit、合計:308,746 hit

67話 ページ24

カンッ!!

ボールとバットが当たる音が響く。
ボールはぐんっと後ろのフェンスに向かって飛んでいく。

「飛んで行ったぞ!!」
「なっ!」
「センター!!」

色々な声が入り混じる。
センターがボールを見ながら後ろに下がりグローブをつけた手を上に上げた。

「っ!」

ガッシャンッ!と音を立ててフェンスにあたった。

「おおおおお!!」
「すげー!」
「まじか…」
「本当に2点とっちゃったよ…」
『んー…ちょっと振り抜きすぎた……?』

考えている事は様々だが1年は嬉しさか雄叫びが上がっている。対する上級生は落胆の色を見せていた。

「…」

だが、清々しい顔をしている上級生がいた。
憲史である。自分の力を出し切ったような顔をしていた。渾身の力を軽々と飛ばされてしまって悔しい筈なのになぜか、清々しかった。

「お前らすげーな!」
『いって…。そうか?』
「……///」
「おお!今度俺に教えてくれねぇか!?」
『!……多分バンドしかできないんじゃね?』
「な!なにを!」
『それにしても、えっと……』
「小湊春市」
『春市か…よろしくなー』
「うん//えっと君は」
『ん?俺か?俺は村岡凌来だ。』
「凌来君か。よろしく」
「お、俺を無視するなー!!」

こうしてここに親友とも呼べる友が出来たのであった。

68話→←66話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (164 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
329人がお気に入り
設定タグ:男主 , ダイヤのA
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さいころ(プロフ) - 未菜さん» このままで読んでくださってありがとうございます!はい、無いです。すいません、勝手に作ってしまいました...。リアルとは離れてしまうのですが、このお話ではあるんだぐらいで考えて頂ければ幸いです! (2017年6月4日 19時) (レス) id: 68791606d9 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - ひよこプリンさん» 読んでくださってありがとうございます!私もそこを悩んだのですが、結果的にわかりやすいかなっと思いそうしました。ご指摘ありがとうございます。また、ありましたら遠慮なく教えてください!これからも宜しくお願いします (2017年6月4日 19時) (レス) id: 68791606d9 (このIDを非表示/違反報告)
未菜 - 高校野球って21番なんてありましたっけ?聞いたことないです (2017年4月5日 22時) (レス) id: 9459c203fc (このIDを非表示/違反報告)
ひよこプリン - キャッチャーの場合は[グローブを構えた]より[ミットを構えた]の方が正しいと思います。88話の最後の一文のところです。 読んでいる人のめにわかりやすく書いていたならすみません。 (2016年8月3日 18時) (レス) id: c329fca2d5 (このIDを非表示/違反報告)
さいころ(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます!そして、ここまで読んでくださってありがとうございます!また、ありましたらご指摘ください! (2015年9月6日 15時) (レス) id: b371831a40 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さいころ | 作成日時:2015年2月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。