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Aside



玲於が止まった場所はライトアップされたところで驚いた。




『キレイ、』






あまりのキレイさに瞬きするのを忘れるくらい。









玲於「メリークリスマス」



と言われ私の目の前に出されたのはピンクの袋。






『えっ?あっ、ありがとう?』







メリークリスマス??

えっ?

と思いスマホの画面を確認すると12月25日……







『そっか今日クリスマスか。忘れてたwプレグズッゼントありグズッがとうグズッ』









泣くつもりなんてなかったのに、









うれしいよ、うれしいよ、




玲於「えっ、どした?大丈夫?」







『ごめんね。プレゼントなんてずっと貰ってなかったからグズッ、、、』







プレゼントなんて1回も貰ったことなんてない



プレゼント貰えなかったのも辛かった




今は違うけど子供の頃は、



みんな貰ってるのに私は……



って




プレゼントくれた人は玲於が初めて




その初めてが玲於でうれしい




気持ちもある。









フワッ







いきなり嗅いだことのある匂いに包まれた。





この匂いが誰のだか理解するのにそう時間はかからなかった。





玲於だ。








ってことは今玲於は私を抱きしめてる?!





そうわかった瞬間さっきまで冷たかった頬がいきなり暑くなって、心臓は破裂しそうなくらいバクバクして、







この時間が止まって欲しいななんて思ったりもして









この気持ちは何?









私には分からない。









私の周りから玲於の匂いが消えた。
玲於が私から離れたのだ。




それをちょっと残念がってる私がいるのは知らなかったことにしたい。









あっ、そうだ!







『これ開けてみていい?』









玲於「おう!」









袋の中には高そうな箱。








箱を開けると




『わぁ!』




$のマークのリングが入ってた。









玲於「それ俺とおそろい。」






おそろい、
玲於が?私におそろいのもの?





なんで?



















玲於が私に手を見せてきた。



そこには右手の中指にはめられた同じマークのリングが、







そして私も同じ場所にリングをはめた。

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セラ(プロフ) - りんご丼さん» キャーーーーーー!!!!嬉しすぎます!本当にありがとうございます! (2018年12月27日 23時) (レス) id: df2557234e (このIDを非表示/違反報告)
りんご丼(プロフ) - 主人公ちゃん、恋とは何か気づくかな…。更新がんばってくださいね。 (2018年12月27日 22時) (レス) id: 3b05885be4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セラ | 作成日時:2018年10月17日 22時

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