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2018.5.23
母「A!!あんたまた学校からのプリント出してないじゃない!もう部屋があんな汚いから出さなきゃいけないものも出せないのよ?!」
朝っぱらからどーやったらこの声量が出てくるのが不思議でしかないこの目の前の鬼は通称ヤマンバこと私の母。
怒らなきゃ美人なのに勿体ない
「わーーかってるて!それに部屋が汚い人は汚いなりにどこに何があるか分かってるんだから大丈夫!って何回も言ってるでしょ??」
母「あんたって子はホントに…!「あ!!学校行かなきゃ!!」
母「ちょ、待ちなさい!!まだ話は終わっt」
「帰ったらちゃんと聞くから、じゃ!いってきまーす!!」
ガチャンっ!
……………
母「ほんとにあの子は………」
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勢いよく家を飛び出したのには、怒られたくないとかそんな事じゃなくて
私なりの理由がちゃんとある
「………やばいっ、あと4分…っ」
家からいつものように立ち漕ぎで駅まで向かう
別に学校の登校時間の締め切りまでは時間はまだまだ余裕だし、
帰宅部の私には部活の朝練に遅刻するとかそんな理由もない
ただ、絶対にこの時間じゃなきゃダメなんだ
7:38発 3番線ホーム。
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作者名:千 | 作成日時:2019年10月21日 1時