東方☆神起君は僕の天使２～JUNSU 僕たちの愛のカタチ～ (ページ19)

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赤く染まったスキニーページ19

あれから半月後、私は寮に来てくれたお姉ちゃんと久しぶりに話していた。

でもなんだかお姉ちゃんの様子がおかしい。

A「お姉ちゃん、体調悪いの？横になる？」

だんだんと青ざめて脂汗を流すお姉ちゃん。

みん「う・・・ん・・・なんだかお腹が痛くて・・・」

そう言ってお姉ちゃんはお腹を押さえてしゃがみこむ。

A「お姉ちゃんっっ、お父さん今病院だよねっ
　直に連絡するから、病院に行こっっ
　ちょっと横にするよっ
　えっ？？お姉ちゃん？？」

お姉ちゃんの白いスキニーが少しずつ赤くなっていく。

みん「おなかが・・・おなかが・・・
　痛い・・・A、助けて・・・ユノっユノっ」

私はすぐにお父さんに連絡する。

寮は病院のすぐ隣。

私はパニックになりながらも必死でするべきことを考える。

お父さんと電話はつながったまま。

お姉ちゃんの様子を伝えながらお父さんが来るのを待つ。

数分後、ストレッチャーを引くお父さんと李さんと婦長さんがやってきた。

４人でお姉ちゃんをストレッチャーに乗せ、運ぶ。

私の話とお姉ちゃんの状況を見て、お父さんと婦長さんは顔を見合わせる。

そして、お父さんは私に

院長「A、すぐユノくんに連絡してくれ。
　もしかしたら、いや、多分、子宮外妊娠だ。
　すぐに手術する必要がある。
　このままだとみんも危ないかもしれない。」

A「えっ？？子宮外妊娠？？手術？？
　でも、私、ユノさんの連絡先・・・」

院長「今は時間がないっっ。A、連絡頼んだよっ」

そういってお父さんたちは手術室へ消えていった。