◯ ※ ページ8
ジェルくんside
「んー、ぅっんぁあっ、」
こわい、苦しい
息ができない
泣きそうなくらい息が詰まる
もう音はしない
一瞬だったのに
それがものすごく怖かった
さ「大丈夫、大丈夫だぞ」
ごめんね、にいちゃん…
いつも迷惑かけてばっかりや
「っ、ぅぇっ、」
あかん、気持ち悪い…
さとみくんside
えづき始めたジェルに、俺の服を伸ばす。
ジェルは優しい。
汚したくないなんて思っているのかもしれない、口を手で抑えていた。
「我慢、しなくてええから」
ぽたぽたとジェルの口元からこぼれ出るものを見て、強引に手を取ってやった。
理由は、俺がやることはそれしかないって思ったから。
俺はいつだって直感で動いてるんだなって、そのときになって苦笑できた。
ジ「げほっ、ごほ、ぉぇっ…！」ﾍﾞﾁｬ
ジ「…ぁっ…ぅ、」ﾍﾟﾁｬ
少しずつ、俺の服にジェルの吐瀉物が乗る。
でも俺は汚いなんて微塵も思わなかった。
ただただ、心配だった。
吐くと同時に息を吸うから
そのせいで喉につまりかけていて
だからとんとん、と背中を叩いてやる。
俺、ちゃんとお兄ちゃんできてるかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
1000(プロフ) - ひのきさん» ぽいなっぽいなっぽい憧れちゃう！((( (2022年3月22日 22時) (
レス) id: c9c3bdbfa2 (このIDを非表示/違反報告)
ひのき(プロフ) - 神っぽいな〜♪ (2022年3月22日 17時) (レス) id: cba38dabbf (このIDを非表示/違反報告)
1000(プロフ) - わたがしサブさん» んへへぇ……ありがと…… (2022年3月22日 14時) (レス) id: c9c3bdbfa2 (このIDを非表示/違反報告)
わたがしサブ(プロフ) - んへへぇ……神ってる…… (2022年3月22日 10時) (レス) @page9 id: eb861d5203 (このIDを非表示/違反報告)
1000(プロフ) - わたがしサブさん» んへへぇ((((( (2022年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9c3bdbfa2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろぐ('∞') | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/100012311/
作成日時：2022年3月1日 14時
