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しばらく言い続けていたようにも思うけど、実際その時間は5分ほどだった。




はっと我に返ると、お母さんは涙ぐんでいた。


これは完全に私が悪くて

全く悪くないお母さんを責め続けてしまった。






「ごめんなさいお母さん、言い過ぎた…」


「…ううん、いいのよ」




私が悪かったんだから、と小さな声で呟くお母さん








「…あ、そうだ、カイ!」


「あ、待ってA」




呼び止められてふと振り向くけれど、お母さんは「なんでもない」と言う。




呼んどいたくせに、と笑えば、もう仲直り。




引っかかりはしたけど、今はそれよりカイのこと。









カイは相変わらず、見てわかるくらいぐったりとしていた。

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作者名:1000 | 作者ホームページ:  
作成日時:2022年3月30日 23時

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