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私と目が合った、というよりも私の写真と目が合ったと言えば良いのだろうか
大きなスクリーンに私の顔が映っている
女優として日本で働いていた時の私のポスター
流石にたくさんの自分に囲まれるのは気恥ずかしいと思いつつまずは社長室へ向かう
私の隣にはユリオンニ
歩いているとやけに視線を感じるなぁ
「この子たちが例の後輩ちゃんですか?」
「そうそう、ボーイズグループの子たちよ
でこっちのポスターが今年デビューしたガールズグループね」
うっそぉ
私達がデビューした時の事務所を知っているからなのだろうか
事務所の進化にびっくりして足が震えている
「久しぶりだね」
くったくたのスーツを着ていた事務所の代表のおっちゃんが
身綺麗にしてすっかりイケオジになっていたことが私に取って最もショッキングな出来事だった
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作者名:天秤座 | 作成日時:2023年1月1日 1時